14. タイトル未設定
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『静かにしとけよ、良いもの見せてやるからよ』
兄貴はそう言って、俺をクローゼットの中に隠れているように言った。
それからすぐ、ウチのインターホンが鳴った。
兄貴は下に降りて行き、来客の相手をし始めた。
俺は兄貴にからかわれたのだと思った。
こんな所に隠れて、一体何が起きると言うのか?
兄貴の良いものなんて、使い古したエロ本くらいしかない。
ゲームで勝負したり、色々な所で張り合ったり、友達に近い感覚でいる間柄。
時々年上ぶられるが、兄貴と俺に大きな差なんてない。
あるのは年の差くらい。高校1年の兄貴と中学2年の俺。
その程度の差なんて、あって無いようなモノだ。
……馬鹿らしい。さっさと部屋から出よ。
我慢し切れず、クローゼットから出ようとした所だった。
兄貴の話し声。一方的に話しているのか早口で、相手の声は聞こえないがテンションの高い兄貴の声だけがハッキリ聞こえる。
階段を上がっているようで、2階のこの部屋に来るようだ。
な、なんだ? 誰か呼んだのか?
クローゼットの中に身体を引っ込め、息を殺して待つ。
知らず、ドキドキしている自分がいる。全く期待していなかったはずなのに、兄貴のうわずった声音で緊張しているのが分かり、俺まで緊張する。
やがて、兄貴ともう一人の足音が近づき、部屋のドアが開いた。
「さ、ささ! 入って下さい! き、汚いとこですが! さっきも言いましたが今日両親帰り遅いんで! 安心して下さいね!」
兄貴は一人でテンパリ慌てふためいてる。俺はクローゼットの隙間から覗きながら、馬鹿じゃねえのと悪態を付きかけたが、
「!? 女の人? まさか、兄貴の彼女?」
兄貴の後から部屋に入って来た人物に目を丸くする。
流れていく特徴的な赤い長髪。兄貴の学校の女子制服に身を包んだ、ボンキュッボンの大人びた女性。
制服のサイズが合ってないんじゃないかって位胸元がキツそうで、スカートの丈は短く、お尻は小ぶりに見えたが大人びた雰囲気には学校の制服がアンバランスに見えた。
どこから見ても、整った顔立ちにスタイルの良い美人だ。
中学の女子共なんか、路傍の石ころ程度に見えてしまう。
お姉さんがそこに立っているだけで花があり、僕なんかは簡単に魅了されてしまう。
いや、兄貴だって僕と変わらない。あたふたして必死にエスコートする姿なんてバカ丸出しだ。
「佐崎君……今からでも遅くないわ。私を帰して。アナタだって、こんな事真っ当なやり方だなんて思ってないでしょう? こんな事、バレたらアナタだってタダじゃ済まないわ」
部屋の入り口で止まったお姉さんは、消え入りそうな声で兄貴に告げた。
その姿は、どことなく儚い印象を受けた。
僕は少し前のめりになって、2人の会話に聞き耳を立てる。
「し、知ってるよ! 先輩はそうやって最初は上品ぶるんだ! 誰にでも股を開くビッチのクセに、正論で誤魔化そうとする! 僕は知ってるんだ! 先輩のサイトに貼られてる画像は全部保存してある! 昨日は田代だったんだろ? 知ってるんだからな! アイツは中学からのダチだ! 先輩で袖下ろししたって自慢されたんだ! ぼ、俺だって、先輩を鳴かせてやる!」
声を荒げて兄貴がお姉さんの腕を取り、部屋へと連れ込む。
すぐ様ベッドにお姉さんを座らせると、その股ぐらに兄貴が顔を突っ込む。
「な、舐めてあげるよ。我慢しないで、声上げていいからね先輩」
返事を待たず、お姉さんのスカートの中に顔を突っ込み、舌でなぞるように舐めていた。
しかし、兄貴はお姉さんのパンツの真ん中を執拗に舐め上げていたが……パンツ越しで効くのだろうか?
お姉さんは兄貴に舐め上げられても、顔色一つ変えない。
兄貴の涎だけがパンツに染みをつくり、お姉さんはまるで人形のように動かない。
「クソ! 何我慢してるんだよ! 皆の時はヨガり狂ってるじゃないか! ホラ、そのデカパイ揉んでやるよ! 気持ちいいだろ? このドスケベ女が! ホラ! ホラ!」
お姉さんの股の間から頭を上げ、今度はベッドに腰掛けている彼女の胸を乱暴に掴みあげた。
制服の上から鷲掴みにし、乱暴に揉みほぐしているようだったが、お姉さんは相変わらず顔色を変えない。
「……分かった? こんな女、抱いても無駄でしょ? アナタの初めては、いつか好きな人が出来たらその子に……」
「うるさい! 良いから、そこに横になれよ!」
兄貴は余裕なく、お姉さんを押し倒し足を広げさせた。
最初の弱気な態度が嘘のような強気だが、凄んでみてもお姉さんはまるで応えてない。
やっぱり、兄貴如きで通じる相手じゃないのだ。
「へ、へへ。今から先輩のマンコに入れてやるからな! 知ってるんだ。先輩はチンポを入れられると誰相手でも感じるドスケベだって」
見てろよ〜! と舌なめずりしながら、先輩の下着に手を掛ける。
青と白のストライプ模様のパンツは、活発な印象のお姉さんに似合う。
ただ自分的には、もっと大人っぽいエロ下着なんかも似合うと思った。
兄貴は時々思い出したように、クローゼットの中の俺へ視線を送りお姉さんの身体を見せびらかすような姿勢を取る。
ヘタレで下手くそのクセに、まるで自分の女を自慢するかのような態度。
……どう見ても兄貴が無理やり誘って、渋々抱かれてるようにしか見えない。でもお姉さんって、結構ガードが固く見えるんだけど……抵抗しないし、やっぱりドスケベなのかな?
口では止めるよう説得しても、兄貴にパンツを脱がされても全く抵抗しない。
顔は壁側を向き、その態度を見る限り早く終わって欲しいと望んでいるかのようだ。
「お、おお。これが先輩の……女の人のマンコ。やべえ、初めて生で見た。何だか変な感じだ。ココが開くのか」
……アレが女の人の。俺なんか無修正は初めてだ。雑誌でしか裸の女の人見た事ないし。
お姉さんの股の間にはチンポが無く、代わりに薄紫色のビラビラが見えた。ビラビラの上には小さな豆のような突起があり、更にはその周りに赤い毛がびっしり生えていた。
……何かグロいな。やっぱりチンポの代わりだしな。アレだけ美人でも、マンコはグロいんだ。毛もびっしりだし。
兄貴は感嘆の声を上げ、お姉さんのマンコに夢中だが、俺は微妙だった。
見惚れるには少しグロかったし、本当にチンポを入れると気持ち良いのだろうかと疑問が浮かぶ。
……でも、勃つには勃つんだよな。試してみたいからか、思ったより綺麗じゃ無かったのに俺のチンポはギンギンに大きくなり始めた。
仕方なく、自分の右手で反り返たチンポをズボンから取り出し、握りしめる。
「よ、よし。じゃあ先輩にも見せてやるよ。俺のチンポを。驚くなよ。今から入れてやるチンポを見て!」
兄貴が得意げに言いながら、ズボンのベルトを取りパンツを脱ぐ。
兄貴の汚いケツが目の前に広がり、吐きそうになった。
……え? 兄貴、ちっちゃくね?
兄貴は後ろを向いているからチラチラとしか見えないが、少し黒ずんだチンポが見えていた。
ただしサイズは5cmほどの大きさ。言ってしまえば、今俺の握っているチンポの半分程だ。
一緒に風呂なんて入るわけないし、兄貴の裸なんて見た事無かったが、あんなに小さいとは思わなかった。
「どうだよ? 今からコイツをぶち込んでやる! 先輩がヒィヒィ言って許しを乞うまで、犯してやるからな!」
何でそんなに得意げなんだと突っ込みたいが、声には出せず心の中でツッコミを入れる。
言葉通り兄貴は、ベッドに身体を倒した先輩の両足を広げ、右手でチンポを握りお姉さんのマンコにあてがった。
「ほら、入れるぞ! 入れるからな! 入れてやる!」
鼻息を荒くしながらチンポを握り、お姉さんのマンコに押し当てる。
そのまま入るかと思われたが、
「あ、あれ? なんだ? 入らないぞ? なんでだ?」
マンコの入り口でチンポが止まり、中まで入らないようだ。慌てふためく兄貴と、我関せずなお姉さん。
今から行為をする男女には全く見えない。
「クソ!クソ! ガバマンだって聞いてたのに、全然入らないじゃないか!? 入れよ、コラ!」
お姉さんのマンコを左手で広げ、中を覗き込むが、やっぱり分からないらしい兄貴は一人で慌てている。
相変わらずお姉さんのマンコは乾いたままで、広げられたり弄られても、何の反応もしていない。
……兄貴カッコ悪ィ。やっぱり兄貴は、兄貴だな。童貞丸出しじゃん。
クローゼットの中で2人の行為をオナネタにしようかと思ったが、これではとてもそんな気分になれない。
そこから1分程格闘した兄貴が、
「お! こ、ここか!」
「〜〜っ」
ようやく入り口を見つけたらしく、ズブリとチンポの先が入って行き、同時にお姉さんの身体が少し揺れた。
兄貴は興奮して気づいていないみたいだが、お姉さんの身体が強ばったように見えた。
「フォー! やべえ、気持ち良い! これが女の人のマンコ! 最高! ぎゅっと締め付けられる!」
お姉さんの腰を掴み、入れただけで感動し兄貴は一人で騒ぎ出す。
そこから腰を動かすのかと思いきや、
「あっ、やべ! もう射精る! うっ!」
「~~ッ!」
入れただけで果てたらしく、兄貴はぶるぶる震えていた。
恍惚な表情を浮かべ、荒い呼吸を繰り返す。
兄貴が果てた時、お姉さんの身体もビクッ!と大きな反応を返した。
無反応を装っても、やっぱり射精されてしまうと身体は反応しているらしかった。
……にしても早すぎだろ。まだ何もしてねえじゃん。
まだ余韻に浸っている兄貴は、マヌケ顔を晒し身体の動きを止めていた。
チンポは入ったままだが、身体を動かす事が出来ないようだ。
「……もういいでしょ。童貞は卒業したし、帰るから、そこを退いて」
壁側を向いていたお姉さんが身体を起こそうと兄貴の方へ向き直る。
兄貴はその言葉に慌てて首を振る。
「は、はあ? まだに決まってるだろ? まだまだ俺のチンポは元気なんだからな! 一発で終わりなわけないだろ!」
身体を起こそうとしたお姉さんを、またベッドへ倒れさせ、彼女の太ももを掴んだ。
「見てろよ! ここから本気出すからな! 絶対喘ぐ先輩を見てやる!」
兄貴は鼻息荒く宣言し、腰を動かすが、
「おっ、ふ! やべえ、気持ち良い! 先輩、マジ名器! 嫌がってるクセに、これ、やべ。うっ! うあ!」
……兄貴が喘ぐなよ。気持ち悪い。
腰を恐る恐る動かす兄貴は、よほど気持ち良いのだろう。
天を仰ぎながら、我慢の声を漏らす。
お姉さんはと言えば、目を閉じて耐えているようだ。
無表情に徹しようとする姿勢は見えるが、傍目から見れば必死に我慢してるようにも見える。
……あれ? もしかしてお姉さん、実は感じてんじゃね?
兄貴程度のチンポで、あんなにゆっくり動かされて感じてしまうレベル。
だったら、と考えてしまう。
俺なら、もっともっとうまく出来るはずだ。
「くあっ! む、無理だ! 射精るッ!!」
「~ッ!」
また兄貴が先に果てた。身体を軽く痙攣させ、腰を打ち付ける。
お姉さんは歯を食いしばり、兄貴の射精を受け入れていた。
壁側ではなく、こちらに顔を向けたお姉さんの頬は上気し、艶やかな唇の間から短い吐息が漏れていた。
その色っぽい表情だけで、俺のチンポはムクムクと元気になっていく。
「……もう諦めなさい。アナタじゃ私を鳴かせるなんて無理よ」
お姉さんは表情を引き締め、兄貴を睨みあげる。
額には薄らと汗をかいているが、荒い呼吸を繰り返す兄貴は気づいていないらしい。
余裕なく、肩で息をし始め、クソ、クソ! と小声でボソボソ呟く。
お姉さんはそんな兄貴を見て、もう終わりだと判断したらしい。
肘で身体を起こし、腰を上げて兄貴のチンポを引き抜こうとする。
だがそこで、
「まだだって言ってるだろッ!」
兄貴はお姉さんの口を手で塞ぎ、目を見開く彼女の胸元から制服のリボンを剥ぎ取った。
そのまま彼女を抑えつけるようにベッドに再び倒れさせ、何をするかと思えば赤い制服のリボンでお姉さんの目を隠した。
「なっ! 何をしているの? やめなさい!」
更には部屋に置いてあったガムテープで彼女の両手をぐるぐる巻きにし、両手を上に上げさせてベッドに固定した。
傍から見ていた俺にも予想外の行動だった。ヘタレな兄貴が、こんな大胆な行動に出るなんて予想出来なかった。
「~~ッ! 離して! 離しなさいッ! 私に傷を付ける行為はルール違反よ!」
お姉さんは必死にもがいていたが、キツく固定されたようでベッドから逃げる事が出来ない。
目隠しの効果もあるのか、声に緊張が走り、怯えているような印象も受ける。
……兄貴のやつ、どうするつもりだ?
クローゼットから覗き込んで様子を伺っていると、兄貴と目が合った。
血走った眼で俺の方を見たかと思ったら、ゆっくりこちらに近いて来てクローゼットを開けてしまった。
「……あ、兄貴。良いのかよ? 俺居るのバレたらマズいんじゃ……」
お姉さんに聞こえないよう、ボソボソと話す。
兄貴はそんな俺の気遣いなど聞こえていないかのように、淡々とした台詞を吐いた。
「交代だ」
「……は?」
意味が分からず聞き返すと、兄貴は顎でベッドに転がるお姉さんを指した。
「……俺は少し休むから、今度はお前童貞卒業しろよ。この女、マジで腹立つから犯っちまえ。好きにして良いから、休ませんな」
言うだけ言って、その場に座り込む兄貴。ただ濁った瞳だけはお姉さんに向けて、ベッドでじたばたする彼女を見ていた。
……マジかよ? やって良いの?
生唾を飲み、ベッドで騒ぐお姉さんを見る。
両手を上に固定されたからか、迫力のある大きな胸がこれでもかと存在をアピールしていた。
制服が少し捲り上がり、可愛いオヘソが覗き見える。
お姉さんの太ももには、兄貴が脱がしたストライプのパンツが引っかかっていた。最早飾りでしかないソレは、単純に足にまとわりつく布でしかない。
足を絡めてガードしているつもりなのかもしれないが、その仕草が益々そそる。
……我慢なんか出来ねえ。やってやるよ!
「ッ!? な、なに? 何してるの?」
お姉さんの上に覆い被さるように寝転がる。すぐ目の前には、彼女の大きな胸。
俺は堪らず、制服の中に手を入れ、ソレを捲り上げた。
……やっぱりデケエ。グラビアアイドルとかで見た事あるけど、やっぱり生は違うな。
パンツとお揃いのストライプ模様のブラ。思わず息を荒くして胸元に近づけば、お姉さんから静止の声が飛び交う。
「やめなさい! コレを外して! こんな無理やりして、何が……ひっ!」
弾力を試したくて、指で何度か弾く。
下着に押さえつけられているからか、思ったより揺れないが少し弾むように揺れた。
ブラの外し方なんて知らないと、これも無理やり捲り上げてみた。
「ッ!?」
ーーおおっ!
外した途端、大きなおっぱいが暴れ出した。
目の前で、上下に一度大きく揺れた。
それだけで俺は目を奪われ、魅了されてしまった。綺麗だと、心の底から思った。
「ッ! このッ! 好き勝手に……ッ!
良い加減に……はっ、ふぅッ!?」
お姉さんが呼吸をする度におっきなオッパイもゆっくりと動く。
俺は耐えきれず、気づいた時にはその胸に口を伸ばしていた。
先端にある乳頭に舌を這わせ、口の中いっぱいにお姉さんのオッパイを含んだ。
思ったより固い乳頭は、噛みごたえがあり歯を何度かあてがった。
その部分以外はとても柔らかく俺の涎だらけになりながら、型を変えて楽しませてくれた。
「か、噛まな……ッ!? あ、ふっ、吸っちゃッ!?」
一心不乱に乳頭に吸い付いた。口を窄めて、まるで赤ん坊のように吸い付く。
いや、お姉さんの乳首を伸ばして吸いやすくしてやる! と考えたのかもしれない。
ただ目の前の乳首に吸い付いた。吸引するように乳首を吸い上げ、舐めまわし、噛む。
お姉さんは必死に声を押し殺していたが、身体を仰け反らせ、白い首筋が見えた。
どれくらい、そうしていたのか。
お姉さんのオッパイから口を離せば、殆ど勃っていなかった乳首が、わかり易い位に伸びていた。
俺が吸っていない方の乳首と比べると、一目瞭然。
俺の涎まみれで、すっかり伸びきった乳首は、だらし無くお姉さんのオッパイでその存在をアピールしている。
遊び心で、その乳首を指で弾けば、
「あんッ!?」
面白い位にお姉さんが反応を返した。
首を左右に振り、やめて……とか細い声がした。
その反応だけで、充分だった。
「はぁッ!? や、やめぇッ!? 反対も、吸っちゃッ! あっ! そっち、もぉッ!?」
まだ勃っていない方の乳首を口に含み、既に勃っている乳首は指で擦り上げる。
このオッパイは、俺のだ。ずっと、ずっと弄っていられる。
目隠しされているからか、お姉さんはやっぱり不安なようだ。
こうも簡単に悲鳴を上げて、声を蕩けさせるなんて……いや、それとも元から胸が弱いのかな?
「あ、ふっ、は、あっ、は……」
そろそろ良いかなと口を離せば勃起した乳首が出来上がっていた。
左右ともにだらし無く伸び切り、さらには俺の涎まみれ。
胸の下から手の平で包み持ち上げれば、中々の重みがあった。
これだけ大きいと、やっぱり重いんだなと。わざと揺れ動かす。
「はぁ、は、ふぅ……この……人の胸で遊ばないで……ッ! コレを外しなさい! さもないと……ッ!」
息を荒くしながら凄んで来るお姉さん。
ちょっと怖いと思ったが、
「……ん?」
見ればお姉さんは、もじもじと太ももをこすり合わせていた。
口ではそんな事言って、本気で怒ってはいないのだ。
……なーんだ。やっぱりお姉さん、本当はスケベなんだ。
嘘つきはこうしてやる、と左右の乳首を上へと引っ張り上げた。
つり鐘のような大きなおっぱいも一緒に持ち上がり、こすり合わさって型を変える。
摘み上げた乳首をさらに捻って遊べば、お姉さんが歯を食いしばって我慢していた。
……あ、そうだ。一回だけ本で見たやつ試してみよ。
ズボンとパンツをその場で脱ぎ捨て、そり立つチンポを胸の間にあてがった。
お姉さんは、えっ? えっ? と状況が分からず困惑していたが関係ない。
……よっと!
両手でお姉さんのオッパイを持ち上げ、その大きな肉の間にズブリとチンポを突き刺した。
「あっ? あっ、これ、これ、もしかして……! ダメよ、やめなさい!」
うるさい口だなとは思ったが、俺はお姉さんのオッパイを揉みながらチンポを挟ませるので精一杯。
初体験のパイズリは少し痛く、チンポが擦れる度に皮がめくれる感じがする。
い、痛ぇ!? なんで? パイズリって気持ち良いんじゃないの?
少し汗ばんでいるお姉さんのオッパイは、ヌメっとしている。オマケに俺の唾が垂れて来て、汚いとも思った。
……唾? あ、そっか!
思い出した俺は、体制を変え、お姉さんの顔の前まで移動した。
まだ状況が分かっていないお姉さんは、不安げに首を動かす。
俺はその頭を掴み、
「えっ? な……んぶぇッ!?」
お姉さんの少し開いた唇をこじ開け、チンポを突き入れた。
お姉さんの歯が少し当たり痛かったが、口の中の涎がすぐに滑りを良くしてくれた。
「ンぶっ!? ぶえッ!? おぶッ! おっ、あぁッ!」
なんて声を出すんだと思った。
あれだけ綺麗で艶のある美声のお姉さんが、こんな汚い音を出すなんて思わなかった。
お姉さんの涎か、はたまた俺のチンポから出た先走り汁か分からないが、お姉さんの口から透明な液体が溢れ、顎を伝って落ちていく。
鼻息も荒くなっているお姉さんは、もしかして苦しいのだろうか?
フゴ、フゴ、と豚のような鼻息だった。
……噛まれても嫌だし、もう良いかな?
「おえッ!? んバッ! あ、かひゅ……はぁ……はぁ……あっぐぅ……」
頭を離してチンポを引き抜けば、お姉さんの唇とチンポの先に透明な線が出来ていた。
ぽたぽたと汁がお姉さんの顔やら胸元にかかる。
やっぱり苦しかったらしいお姉さんの顔は真っ赤だ。
目隠しされている目元の辺りから、涙が一雫頬を伝っていく。
……これだけ濡れれば良いかな?
「あんッ!? またぁ! や、やめぇッ! オッパイぃ! ダメぇッ!」
体制を戻してお姉さんのお腹の上に乗り、両手で胸を掴む。
左右に一度開かせてから、俺のチンポを挟み込んだ。
ぴったり閉じたオッパイを揉みしだきながら、腰を振りチンポを擦り付けた。
「あっ、あっ!? ダメぇ! これ、ダメぇ! 私のオッパイ、道具にしないで! やめて、やめてぇッ!」
き、気持ち良いッ! お姉さんのオッパイに包まれて、ヌルヌル滑りも良くて、自分の手なんかとは比べ物にならない!
最高だった。巨乳にしか出来ない男のロマン! エロ本の写真でしか見た事なかったけど、実際にやるとこんな気持ち良いものなのか!
「あっ、あっ! ふ、うぅッ!」
お姉さんも乗って来たのか、口だけの抵抗が止んでいる。
歯を食いしばってはいるが、時々我慢出来ずに口を開き、粘ついた涎が口内に溜まっているのが見えた。
舌が上顎と下顎を行き交い、口の外と中を交互に動き回る。
お姉さんの下半身も足を伸ばしたり、曲げたり、こすり合わせたりと忙しい。
かく言う俺も……もうッ! 射精るッ!
「あんッ!? 熱いッ! で、射精たの……私の、胸の中に……熱いの、射精しちゃったの……?」
丁度胸の真ん中辺りで果てた。チンポを引き抜き、オッパイを左右に広げればヌチャリと粘り気のある透明な液が蜘蛛の糸のように引き結ばれていた。
……はぁ、はぁ……気持ち、良かったぁ。これ、最高だな。
「んッ!?」
右胸を持ち上げ、乳首にチンポを擦り付ける。乳首の穴を探るように擦り付けるとお姉さんから甘い声が上がる。
左のオッパイが可哀想だったから、そっちは指の爪で乳首の穴をほじってあげた。
「あっ、あっ!? 乳首ぃ! こんなの、ダメぇ! 頭、おかしくなるぅ!」
すっかり蕩けたお姉さんは、簡単に声を上げる。
もしかしたら、俺とお姉さんの相性は良いのかもしれない。
俺はお姉さんのオッパイなら、一日中弄っていられる。
と、そんな時、誰かの視線を感じた。
……兄貴、めちゃ睨んでる。
兄貴だった。クローゼットの前で座り込んでいた兄貴が、俺を恨みがましい目で見ていた。
そーいや、兄貴の彼女だった。貸してもらってるだけだしな。
ずっと弄ってあげたいけど、お姉さんは兄貴のだし。仕方ないか。
身体から手を離すと、お姉さんは切なそうな声を一度だけ漏らした。
荒くなった呼吸を正すように、ゆっくりと自分を落ちつかせようとしている。
……兄貴が怒るし、さっさと童貞捨てて交代するか。これ以上、お姉さんで遊ぶのは無理そうだし。
お姉さんのお腹から腰を上げて、今度は足元へと移動する。
彼女も理解したのか、あっ、と短く声を漏らした。
「さ、佐崎君。もうやめて……。私を鳴かせる事は出来たでしょ? もう2回も出したのよ? 赤ちゃん出来たら、アナタに責任取れるの?」
お姉さんはピタリと足を閉じ、俺の身体を割り込ませないようにした。
肩で息をしながら、こちらを説得させるつもりだ。
……赤ちゃんか。
「ね、良い子だから。今やめれば、全部許してあげる。だから、コレを解いて。私を帰して。ご両親だって、こんなの……」
「ーー孕んだとこ、俺、見たいな」
「ーーえっ?」
つい心の声が漏れてしまった。
アナタ……と何かを尋ねかけたお姉さんを尻目に、
「やっ!? やめなさい! ダメ!」
両手で力ずくに両足を広げさせる。
割り込ませた身体で、足を閉じないようにし、抵抗されない内にチンポをあてがった。
……どこの穴に入れるかは、兄貴の時に見てたし……確か、ココだな。
何度見てもグロい穴だ。
指で触るのも抵抗あるが、穴を確かめながら挿入れた方がやりやすい。
ーーよっと!
「あッぐぅッ! そ、んな……さっきより、おっきぃ……!? こんな、の」
弓なりに仰け反るお姉さんの身体。挿入れただけで、感じているようで軽く震えている。
俺も予想外に気持ち良く、まだ全部入れてないのに若干動きが鈍る。
マジか。これ、やべえ。兄貴の言う通り。すげー気持ち良い!
お姉さんのマンコは、俺のチンポをぎゅうぎゅう締め付ける。
しかも腟内がヌルヌルして、滑りもよく何かが絡み付いてくる。
コレが女の人の腟内か。やべーな。
「あっ、やっ! それ以上はあッ! おっ、お″お″ッ!?」
一気に奥まで突き刺すと、お姉さんの身体から力が抜けた。
今だとばかりに、俺はさらに奥へ奥へとチンポを進ませる。
やがて、ゴツゴツとした肉の壁にぶち当たった。
「あいッ!? ダメぇッ! もう行かないからぁ! それ以上、無理なのぉ! 子宮潰れるぅ! 壊れるぅ!?」
あ、そうなんだ。
じゃあとお姉さんの腰を掴み、マンコの入り口ギリギリまで抜いて、また奥まで突き入れる。
とても気持ち良いものだったが、俺はまだまだ余裕があった。
お姉さんが動けない分、いつもと変わらないオナニー。違うのは、本物の女の人の身体を使っているだけだ。
「アガ、が、うぅッ! す、すごいのぉ! これ、ダメぇッ! いっちゃ、う、あっ、あっ!? 許してぇッ!」
ーーうっお! 射精る射精る! 射精るぅぅぅッ!
ドプッ! ビュッ! ドピュッ! とさっきなんかとは比べ物にならない量の精液が飛び出た。
お姉さんは、熱いッ! 熱いのぉッ! と言いながら泣きわめき、やがてそれが終わると身体をぐったりとさせた。
俺のチンポは射精を終えても、まだまだ萎えていなかったが、約束は約束だ。
「あっ!? おっ、おあっ! んぁっ!」
お姉さんのマンコから引き抜けば、すぐにドロドロとした濃い白濁液が腟内から溢れて来た。
「これ、すごいのぉ……。こんなの、ダメぇ……」
目隠しされ、両手を拘束されたまま犯されたお姉さん。
レイプに近いプレイをされたのに、明らかに興奮し喘いでいた。
こんな綺麗なお姉さんが、こんなドスケベ女だったなんて幻滅だ。
身体は最高だったが、こんな女は彼女にはしたくない。
俺はそう思い、クローゼットの中へと戻る。それと同時に兄貴が待ってましたとばかりにお姉さんに襲い掛かった。
今度は、お姉さんにも余裕が見られず、結局泣き叫びながら、俺達の両親が帰って来るギリギリまで犯されていた。
