16. タイトル未設定
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「はーい。こちら二年生の教室でーす。今日の女優をお呼びしましょう。向坂環パイセンでーす」
「……っ!」
後ろを歩いて付いて来ていた先輩へビデオカメラを向けると、咄嗟に先輩が片手で顔を隠した。
「なーにしてんの、先ぱーい。顔隠さないでくれよー。せっかく撮るんだからさ」
「ふざけないで! ビデオ撮るなんて、聞いてない!」
カメラから顔を遠ざけ話す先輩は、身体を強ばらせていた。
余裕なく、辺りを見回す。放課後とはいえ誰が来てもおかしくないから警戒しているんだろう。
「そんな大声出していいの? 誰か来ちゃうかもよ? 誰か来たら、なんて説明しよ? 恋人同士ーとか言っちゃう?」
笑いながら冗談を口にすると、先輩は怒りを露わにした表情を見せた。
「あれあれ、怒った? じゃあ早く撮ろうぜー? 誰か来たら面倒じゃん。今日の目的は撮影だから、撮らなきゃ終わらないよー?」
先輩の肩に手を回し、髪を弄べば、先輩は渋々ながらも教室の中へと入って行った。
「……顔はやめて。他は好きにしていいから」
まだ言うのかよ、うぜー。
片手で顔を隠したまま、教室内の窓を背に立ち尽くす先輩。
三年の堅物お嬢様。校内で一二を争う美人だった先輩は、前からずっとヤリたいと思ってはいた。
クラスメイトの河野の野郎を可愛がっていて、何度も足を運んでいた。
見るたびに、乳や尻に目が行く。
男に抱かれるために生まれてきた女だと、ひと目でわかった。
中学の時に女の味知って、それなりに女は見て来たけど……マジ見た目gooだよなー。この女。
「……いい? 顔はやめてって……」
「わーった! わーかりましたから。顔は映さないから、始めますよー」
性格がなー。めんどくさいし、力つえーし。すぐ手が出るし……ま、ことが始まりゃ、ちょろいんだけど。
「名前もよ。変なビデオで実名出さないで」
早速注文増やしやがった。顔だけっつったろ!
「はいはい。じゃあ、源氏名で呼ぶわ」
源氏名?と先輩が首を傾げる。俺はそれに名前を呼ぶ事で返事をかえした。
「たまちゃんパイセン。そこの机に腰掛けて、始めるから」
「ッ!? そっーー!」
「これ以上は注文聞かねーよ。早く」
何か言いかけたが、悔しそうに歯噛みするだけで大人しく指示に従い机に腰を下ろす先輩。
俺はそんな先輩の足元から徐々にビデオカメラを回していく。
オーバーニーソに包まれたムッチリした太もも。
制服にぎゅうぎゅうに詰め込まれた乳。
顔……ちっ、やっぱり隠すか。
「撮らないでって言ってるでしょ……っ」
「じゃあ、そのまま隠しててよ。面倒だから」
先輩は感情のままに立ち上がりかけたが、我慢したようだった。
左手で顔全体を覆い隠したまま、正面を向く。
「じゃあ、質問してくから答えて。嘘ダメだから。高校何年生?」
「……三年生」
苦味を隠さない口調だが、すんなり答えてくれる。
意外とノリいいじゃんと感心した。
「スリーサイズは?」
「……」
「スリーサイズ」
「…………」
ったく、めんどくせぇな。さっきみたいなノリで答えろよ。
「だんまりもダメだぜ先輩。終わらねえぞー」
口元を悔しそうに歯噛みする先輩。やがてゆっくりと答えていく。
「……89、58、82」
「それ、いつ測った?」
問えば、先輩は白々しくそっぽを向いて口を閉ざす。
…あー。めんどくせ。
「じゃあ今から測るかー。先輩が嘘言ってるから、メジャー持って来るから……」
「言うから……やめて……」
身体を抱き寄せる先輩は、一度唾を飲み込んでから、意を決したように口を開く。
「……92、63、86」
……イイねぇ〜。やっぱりエロくなってる。
カメラを回しながら、舌なめずり。
あのサイトの写真で、絶対デカくなっていると思ってたんだ。
「じゃあ、次。経験人数」
「…………」
「早く」
「……分からないわ」
……だろうねー。あのサイトの利用状況見りゃ。けど、答えてもらった方が撮りがいがあるから……。
「じゃあ、一日何人相手してんの?」
「………」
「たまちゃんパイセン、毎回もったいぶっても時間掛かるだけだぜ」
手が震えているのは、怒りからか……先輩は震える口調で答えた。
「……一人の人に一日中相手させられたり……時々、二人や三人……それ以上の時も……」
うはっ! マジかよww 大人気じゃん!
「今のパンツ見せて」
また焦らされるかと思えば、今度はゆっくりと制服のスカートをたくしあげた。
黒のスケスケレースのパンツが、ビデオにはっきりと写し出される。
やべぇ。シコりてぇ!
勃起し始めた俺の股間に気付いたのか、先輩が目を白黒させているのか分かった。
……ヤリマンの癖に、時々こうゆう初心な反応見せるから、たまんねえ。
舌を見せてやれば、顔を赤くし始める先輩。意識しなくても身体が反応し始めたのだろう。
「次は胸だよ。巨乳ちゃん見せて」
制服のリボンを外さず、胸元のボタンを外して行く。全てのボタンを取ると、重そうな重量感を感じさせる巨乳が、ぶるんぶるん揺れながら零れ落ちる。
「上も黒のスケスケレースと。さすが、ドスケベなパイセン。エロ下着が似合うね」
口にしてやれば、顔を赤くしながら、カメラから顔を背ける。
しかし、スカートや胸元はさらけ出したままで隠そうともしない。
すっかり慣れた仕草だった。
……ここまでは他の奴らもしてるだろう。けど、俺の場合はここからだぜ。
「たまちゃんパイセン、彼氏いるの?」
「ッ!?」
わかりやすい位に動揺する先輩。僅かに身体を震わせ、ぎゅっと目を閉じる。
「言って」
「お、お願い……それは……!」
「早く。終わらないよ」
有無を言わさない口調で問えば、何度も何度も口を開きかけ、ようやく答えを口にした。
「い、ます……」
「高校何年生?」
「……ッ! に、ねん」
「このクラスだろ?」
「……は、い」
先輩の視線が動き、ある一点で止まる。そこは、
「彼氏の机んとこ行って」
「え? な、なにすっーー」
「行って。早く」
先輩は、ゆっくり腰をあげて恐る恐る教室内を歩く。移動中も先輩は必死に顔だけは隠したまま。
すっかり挙動不審になった先輩は、移動中も廊下や教室の窓へ何度も視線を泳がせた。
「ここ?」
「……」
答えはしないが、代わりに顔を俯かせて机の前で立ち尽くす。
俺は本番とばかりに先輩に命令する。
「彼氏君の机でオナニーして。角オナ。分かるでしょ」
「でッ! 出来るわけッ!!」
「やって。早く」
先輩は拒否を示したが、やっぱり身体は疼くのだろう。
震える身体を、段々と河野の机に寄せて行き、自らの股を机の角にあてがう。
「……ッ! んぁ……は、はぁ……はぁ」
ずりずりと腰を擦り寄せ、股を湿らせて行く。
腰を僅かに振り始める姿は、妖艶でまさに男を誘う雌だ。
声は抑えていたが、時々くぐもった声が漏れてしまう。
俺はカメラを足元から映していったが、我慢出来ずに、カメラを近くの机に置き、
「ッ!? んムゥッ! ンンッ! ん〜ッ!!」
彼氏の机で角オナする先輩の唇を奪い、ちんぽを空いている右手に擦り付けてやった。
すると先輩は、意図が分かったのか、恐る恐る右手を動かし、俺のちんぽを手の平全体で包み上下に扱き始めた。
「んムゥ、んぁ……は、ムゥ……ンン……ちゅ、ん、ちゅっ、ら、めぇ……」
彼氏の机でオナりながら、他の男に唇を奪われ、自ら手コキする先輩。
自分がどれだけ異常な事をしているのか、理解しているのだろう。
段々と顔が蕩けて来て、さらには手コキのスピードも上がって行く。
「もっと舌を出して、そう……先輩、やっぱりエロいね。溶かしてやっから、手退けろよ」
顔を僅かに隠していた邪魔な左手を掴み、退けると、涙目ですっかり顔を蕩けさせた先輩の素顔が見えた。
「やぁ……ちゅ、ん、ちゅっ、か、お……うつ……ンン……ちゅ、んムゥ……」
言いながらも、先輩はもう顔を隠したりはしない。
左手は俺に捕まれ、右手は俺のちんぽを扱くのに夢中だ。
ご褒美にと、顔中を舐め回すキスをしてやる。
口の中全てに舌を這わせ、口の周り、頬、鼻、目と俺の唾液塗れの化粧を施す。
あっ、あっ、と短い喘ぎ声を上げながら、先輩の腰も止まらず彼氏の机に押し付けられる。
ガタガタと机が揺れ動くが、体重を抱えているのか倒れはしなかった。
彼氏君の側で先輩を犯している気分になって、俺自身も普段より数倍気持ちいい感覚だ。
先輩の手コキもうまく、しっとりとした柔らかい肌に包まれ、すぐにでも果ててしまいそうだった。
……でもやっぱり、動画的には、アレを言わさねえとな。
俺は先輩の手コキに負けないように気を持ちながら、命令する。
「じゃあ、最後は彼氏君に謝って。オナニーしながら、キスされてます。手コキして、精液いっぱい出されますって、早く!」
俺自身も少し余裕が無くなり、高圧的な口調で口に出す。
先輩は僅かに戸惑いながらも、たどたどしく台詞を口にしていく。
「ンン……ちゅ、んムゥ……た、たかぼ……ご、ごめんなさひ……ちゅ、ンン……お姉ちゃ……ちゅ、んぁ……ちゅーされちゃったの……たかぼの、机でぇ……ちゅ、ん、ンン……オナって……ちゅ、ん、この人の、おちんぽ……シゴいて……ンンッ!! ら、らめぇ!い、いくぅ! イッちゃうぅぅぅぅッ!!」
声と同時に先輩の身体がガクガク震え、大きく背中を仰け反らせた。
俺もほぼ同時に達して、先輩の右手と彼氏君の机に精液を吐き出した。
荒い呼吸をし、先輩は上半身を彼氏君の机の上に投げ出していた。
俺は余韻に浸るのを我慢しながら、置いていたカメラを取り、すかさず先輩に命令する。
「彼氏君の机、俺の精子まみれになっちゃった。先輩、綺麗に舐めとって」
「んぁ……た、たかぼに……バレちゃう……オナニー……浮気手コキバレちゃう……ペロ、ペロ……れろ……ちゅぱ……ちゅぱ……」
机にこびり付いた精液を舐め取る先輩の姿を、俺はそのままカメラに映し出していた。
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「…………え? ここ?」
「そうだよ。学校ではあれ以上したら、バレる可能性あるからさ。家でやろうって言ったじゃん」
まだ身体が火照った様子の先輩は、俺が帰って続きをしようと言っても断りはしなかった。
建前上拒否を示すと思ったのだが、やっぱり自分でオナるだけでは満足出来ないらしい。
辺りを時々見渡しながらも、俺にホイホイ付いて来た。
しかし、場所は俺の家なんかじゃない。
「見慣れた家でしょ、″彼氏君家″だし」
先輩の顔は真っ青だった。期待と不安の入り交じった雌の顔から一点、さらに挙動不審に落ちつかなくなる。
「な、何考えてるの……? お願い、彼を巻き込まないで、彼が居たら……」
既に逃げ腰になり、立ち去る気満々の姿勢を見せ始める。
隣の家にもしきりに視線を向ける。
……ああ、そういや隣も知り合いの女の家だっけ。
「彼氏君は今、先輩ん家で一緒に暮らしてるんだろ? だから、今は誰も居ない。だろ?」
言いながら、先輩の尻を撫で回す。
先輩は俺の手を払い退けるわけでもなく、でも……と言葉を濁すだけだ。
「早く中入ろうぜ。隣の家から、誰か来るかもよ?」
耳元で囁きながら、割れ目を刺激してやるとあっ、あっ、と軽く喘ぎながら玄関へと歩き始めた。
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「あんっ! まだ玄関ンンッ!!」
家に入ってすぐ、先輩をその場に押し倒し、首筋にキスを落とす。
制服の中に手を入れ、胸を揉みしだく。先輩はいとも簡単に俺を受け入れ、されるがままで喘ぎ始める。
おあずけを食らっていたからか、拒否は最初だけで、後は切なげに太ももを擦り合わせ、トロンとした瞳をこちらに向けてくる。
「先輩、河野と玄関でエッチした事あるの?」
首筋から口を離し、制服をめくり上げて露わになった胸に舌を這わせる。
黒い下着に包まれた乳房を解放しようと、指を引っ掛け、ブラをずり下げた。
濃い桃色の乳首が尖り、吸って欲しそうにプルプル揺れ動く。
俺は迷わず先輩のエロ乳首を口に含んだ。
「あぁんッ!? 乳首ぃ! 吸ったら! んぁッ! 伸びちゃう! また伸びちゃうの!」
口の中で転がしていると、耐えきれなかった先輩が俺を抱きしめてくる。
あんっ! あっ、あっ、と喘ぎ続ける先輩が段々ウザくなって、来たのでビッチの口を閉じてやる。
「ンンッ!? ん、ちゅぱ……ゆ、びぃ……んちゅ……ちゅぱ……舐め……んぁッ!」
先輩の口の中に指を3本突っ込んでやれば、命令されなくても舐め始める。
理性は既に飛んでいるようで、蕩けた思考は快楽の事しか頭にない。
乳首から口を離してやると、先ほどよりもさらにデカく、尖った乳首がイヤらしくも存在をアピールしていた。
俺はその乳首が笑いを誘っているようで、ニヤつきながら指で弾いてやった。
「あんっ! 乳首ダメぇ! んぁ……ちゅぱ……ちゅ、ん、ンン……もう、頭変になるぅ……」
まだ俺の指に舌を這わせる先輩が面倒で、無理やり口から指を離した。
名残惜しそうに、この雌は自分の指をしゃぶる。
「そろそろ敬語めんどくせぇ。おい、ここであの野郎とヤったのか?」
すっかり落ちてしまった雌相手に敬語なんて馬鹿らしい。
タメ口すら必要ない。ちんぽ狂いの変態には、言葉すら必要なくなるのだから。
「した事ない……た、タカ坊とはベッドくらいで……キスなら、居間とかで」
「そ。じゃあさ、今日全部俺が上書きしてやるよ。この家中で犯されてない場所ない位に……めちゃくちゃにしてやる」
俺の下に居る女は、驚きに目を見張ったが、すぐに蕩けた顔に戻った。
手を動かしながら、自分の胸や割れ目に指を這わせ、俺が見ている事も構わず自分を慰め始める。
「ビデオは撮らねえけど、お前の頭の中から消えないようにしてやる。この家のトイレすら、お前は犯された思い出に支配される……嬉しいだろ?」
オナっている女は、俺の言葉に恍惚とした顔を見せた。
自分のこれからの姿を期待して、股を濡らし、キスをせがむように舌を突き出し始めた。
俺は取り敢えず一発目と、玄関で股を開く変態の穴を犯し抜いてやる事にした。