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妻管理人響子6 従順編1
CloverGame
作者:クマ紳士
03. ーchapter3ー彼氏に内緒のポッキーゲーム
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クマ紳士

「じゃあ改めて、かんぱ~い!」

「「かんぱ~い!」」

男達の飲み物が届き、金髪の男が乾杯の合図を取ると愛生と美香は声を揃えて音頭に合わせてグラスを鳴らしていた。男達は全員アルコールを頼んでいた。環は無表情に徹し、愛生と美香とだけ、グラスを合わせて乾杯した。

「自己紹介ターイム! 乾杯もしたし、一人ずつ顔と名前を覚えてもらうために、自己紹介をしたいと思いま~す!」

先程乾杯の合図を取った金髪の男が環達に目を配りながら進行してくる。テーブルを挟んで、女性組の正面に座る男達。環の目の前に座っているのは、先程の馴れ馴れしい茶髪のロン毛男だった。環は正面から向けられる視線を自然に無視していた。

「じゃあ俺から! 木村国広〈キムラ クニヒロ〉っス! 21っス!きっくんって呼んでくださ~い!」

木村と名乗った男の自己紹介に、愛生達から拍手が送られた。金髪のピアス男は、歯を見せる笑顔を作り、環達にピースサインを向けてきた。環も無視するわけには行かず、まばらに拍手を返す。

「は~い! 次俺俺! 田村明弘〈タムラ アキヒロ〉でっす! 21歳!アッキーって呼んでねー!」

木村の隣に座っていた剃りこみ男は、田村というらしかった。こちらも負けじとピースサイン。2人とも環達より年上だったが、明らかに馬鹿を演じていた。愛生達は楽しそうに拍手を送っていたが、こうした男達は大抵仮面を被っているもの。環は一人鋭い瞳を2人に向けていた。そんな中、次に自己紹介を始めたのは環の正面に座る茶髪のロン毛男だった。

「こんばんは。今日の合コンに参加出来て、ラッキーでした。美人な女の子と話せるの、嬉しいです。樺音獅王〈カバネ レオ〉です。24です。レオって呼んで下さい」

獅王と名乗った長髪の男は髪をかきあげる仕草をした後、明らかに環に目線を合わせて来た。愛生と美香も気付いていたが、環は、逃げずに睨み返した。こういう手合いは弱みを見せると一気に攻めてくると環は考え、負けるつもりはないが、警戒は緩めないと表情を引き締めた。美香と愛生も続いて自己紹介をし、最後に環の番だった。乗り気ではないが、自己紹介くらいならと彼女が口を開いた。

「向坂環、20歳です」

名前と年齢だけ言えば充分だろうと、そこで話を切った。愛生と美香が慌てて補足しようと口を開き掛けたが、環は口を閉ざすよう2人に頼んだ。無愛想な女として扱ってくれた方が気が楽と考え、環は視線を落として時が過ぎるのを待った。

「じゃあ次はフリートークにしよ。食べながらお話楽しみましょ~!」

木村は明らかに手慣れた様子で合コンを進行させていた。刺身などの料理の皿が届くやいなや席を移動し、愛生に声を掛けた。愛生は環に気を使い、自らも席を移動した。美香にも田村が声を掛け、2人で席を移動。壁側には環一人で他の2組の男女は出口側へと移動していた。

「環ちゃん。いつまで無愛想キャラを演じてんの」

獅王だった。自然に環の隣に腰掛け、手に持っていたグラスを鳴らす。馴れ馴れしい態度を取る獅王に対し、環はむかっ腹を抑えるのに必死だった。

「環ちゃんさ、2人とは学年一緒なの? 年齢一個上だけどさ、一浪? 彼氏君は年下っぽいよね、さっきの美香ちゃんの話ぶりだとさ。一緒に暮らしてんの?」

……うるさい。

環は料理を少しずつ口にしながら、飲み物を流し入れた。料理の味を楽しむ余裕はなく、しかめっ面で黙々と食べる。普段ならば、無礼な態度を取る相手には大人だろうと容赦なく制裁なり説教なりをする環だったが、愛生達に気を使って我慢に徹していた。そんな環の努力を嘲笑うかのように、獅王の口は止まることを知らなかった。

「彼氏君良いなあ。環ちゃんみたいな美人さんが彼女で。ね、エッチもしてるんでしょ。環ちゃんって彼氏君のに満足してる? なんならさ、俺のを試してみない? 環ちゃん、きっと満足ーー」

「ーー黙りなさい」

限界だった。軽口を宣い続け、貴明を馬鹿にした口調に変わり始め、下品な妄想を話始めた獅王に環は怒りを我慢出来なかった。獅王が気付いた時には環の右手の五指が頭を掴み、彼女は彼の身体を軽々と片手で持ち上げながら立ち上がった。

「い、いで! いでで! は、離せッ! このアマ!? 」

獅王の口調が軽々しいものから、口汚いものに変わっていた。環の五指は彼の頭蓋骨を的確に捉え、環は彼が痛み苦しむ骨の部位を締め付けていた。弟相手にも教育のために行うが、こうした手合いにするのは最後の手段。弟相手にするような手を抜いたものではなく、限界ギリギリまで追い詰め、環に対する恐怖を植え付けるものだ。話を聞かない相手には、環は構わず制裁を降す。

「二度と彼の話はしないで。私達の事は、あなたに関係ない。不愉快よ」

「いぎぎッ! わ、分かった、分かったから! 手、いでえッ!」

獅王も必死に抵抗していたが、環には通じず、されるがままだった。愛生や美香が心配そうに見守るが止めはしない。環のこうした制裁風景を何度か見たことがあるし、だからこそ環なら下手な男には負けない、環が一緒に居れば大丈夫と合コンに呼んだのだ。場の空気は凍っていたが、愛生と美香も環と獅王の会話を聞いていたし、失礼な態度を取った獅王が悪いと制裁を見守るに留めた。木村と田村は顔を青ざめて、様子を伺う。

「誓いなさい。二度と私に軽口をたたかないと。さもないと……」

「いでえッ! わ、分かった! アンタに軽いノリで話したりしない! この合コン中、しないから!」

獅王がはっきりと宣言した所で、環は彼を掴む手を離した。愛生と美香は見守ってくれたが、そろそろ終わりにしないと店員が覗きに来るかもしれないと考えた。店側に迷惑を掛けてしまうのは環の本意ではない。環は席に座り直し、飲み物を口にした。愛生と美香も安堵の息を漏らし、何事もなかったように田村達に話を続けた。田村達は驚きを隠せないながらも、場を明るくしようと再び会話を始めた。

……ちくしょう。この女。俺に恥をかかせやがって。こういうタイプかよ。口より手が先に出る方か。委員長みたいな口で正論を話す方かと思ったら、手もはええ。気が強い女。

獅王は痛みが残るコメカミを抑えながら、思考を巡らせていた。もはや環に対する軽いナンパ心ではなく、彼女への怒りと復讐が渦巻く。今まで色々な女性を虜にし、抱いてきた獅王にとって環の態度は許し難いものだった。獅王にとっては女性は食い物。好みの女がいれば抱き、飽きたら捨てる。最低の部類のナンパ男。しかし、相手を手に入れるためには手段を選ばず、また手段も巧妙で手慣れていた。

……おい。そろそろやるぞ。

獅王が田村と木村に合図をした。田村と木村は獅王の言いなりだった。獅王には逆らえず、2人は環に仕掛けるのを怖がりながらも手筈通り、いつもの作戦を開始した。

「はいはーい! そろそろ皆でゲームをしたいと思いま~す! 定番の王様ゲームで~す!」

「いえ~い!」

田村と木村が場を盛り上げながら提案するが、愛生と美香は疑うような眼差しを向ける。

「それ、エッチな事もするの?」

「だったらやらねえぞ」

彼女達が疑問を投げかけるが、田村達は首を振って否定する。しないしない! とはっきりと宣言した。環も勿論疑っていたが、愛生と美香は渋々ながら信じたようだった。王様ゲームと題して用意された割り箸の中から一本選び、王様を決める。環もルールは知っていたが、参加した事は無い。参加するつもりもなかったが、美香に一緒にやろうと押し切られ、渋々参加した。時間的にも、このゲームが終わったら帰ろうと環は考えていた。

「王様だ~れだ!」

「おっしゃ! 俺だ! じゃあ、1番の人、得意な一発芸披露してみて!」

「げっ、俺かよ~? 仕方ねえな~。じゃあモノマネしま~す! 誰か当ててみてね!」

田村と木村の進行は面白く、場を盛り上げるには充分だった。王様になる確率は田村達が多く、そのほとんどが笑いを取るための馬鹿を演じるものだった。愛生と美香は勿論、環も時折笑みを零してしまうものだった。愛生と美香が王様になった時も罰ゲームのような命令を降し、皆笑いながら実行していく。警戒していた環も段々と警戒を解き始めた。獅王も反省したのか環に軽口を叩くことも無く、王様に一度もならなかったため、環はほとんど警戒を解いていた。

「はい! じゃあ2番の人、お酒一気飲みチャレンジしちゃいましょう!」

「え? 私?」

2番は環だった。どうしようかと悩むと愛生から軽いお酒なら大丈夫だろと注文を取られ、店員も手慣れた様子ですぐに注文を持って来ていた。

「ほら環! 飲めって!」

「でも私、あまりお酒は……」

「大丈夫だよ、環ちゃん。アルコールほとんど入ってないから!」

「でも……」

「「いーっき! いーっき!いーっき!」」

お酒を手に固まった環に、愛生や美香、さらには田村達から飲むよう促される。仕方なく環は意を決して、手にしたお酒を一気に飲み干した。

「ィェーィ! やるぅ! いい飲みっぷり!」

「環ちゃん、ハァイ!」

「は、はーい?」

美香がハイタッチを促して来たので、環は何とか手を合わせた。すっかりアルコールの回った美香と愛生はケラケラ笑っていた。こんなにテンションの高い美香は見たことがないと環は思った。

……くくく、いいぞ。もっと飲めよ。

獅王は口を閉ざし、成り行きを見守っていた。見る見る内に酒を頼む回数が増え、いつの間にか環達の周りには酒のグラスがどんどん積まれていった。環も違和感を感じてはいたが、楽しそうな愛生達に釣られ、注意することが出来なかった。

……今、何杯目? 私、お酒得意じゃないのに。

頭が少しクラクラすると、環は額を抑えた。見れば愛生と美香は暑いからか服をほとんど脱ぎ、田村達にしなだれかかっていた。田村達は愛生や美香にスマホを向け、何かをしている。環は注意しようと口を開き掛けると目の前に獅王が現れた。

「環ちゃん。次の王様は俺だよ」

「……退いて。私、もう帰るわ。こんなにお酒飲むつもり、なかったんだから」

環は獅王に退くよう伝えたが、獅王は退かなかった。退いてと再度伝えながら睨みつけるが、その顔は環が思っている以上に迫力がなく、赤く染まった頬は色気を増していた。

……くくく。この店は俺達のダチが働いてんだよ。お前らの酒は特別アルコール度数が高い特別製だ。

この王様ゲームは最初から仕組まれたモノだった。王様の割り箸は上の切り込みで分かるし、何番の割り箸を誰が持っているかも、3人で割り箸の位置を確認し番号を把握していた。ゲームの内容は最初は軽いものにし、段々と酒を飲ませていく。獅王の思惑通り、酔いつぶれた愛生と美香は既に半裸に近い姿を晒していた。その姿を田村と木村が写真や動画に収めていく。しかし、計算外だったのは環だ。彼女も酔いつぶれると思ったのに、意識を保ち、衣類に乱れもない。ならばと獅王は動いた。

「俺とさ、ポッキーゲームだよ。終わったら退いてあげるから。しようよ、ポッキーゲーム。ね」

獅王はいつの間に用意していたのか、ポッキーを一本取り口に銜えた。正面の環に向き直り、ゲームを促した。環はアルコールで鈍くなった頭を働かせ、最後ならと渋々承諾した。

……ふん。タカ坊とならともかく、こんな奴となんてしたくないけれど、仕方ないわ。さっさと終わらせて、美香と愛生を連れて帰るんだから!

環は注意を払いながらも、ポッキーを口に銜えた。獅王は環にニヤついた笑みを見せながらポッキーの先をかじっていく。環も負けじとポッキーを食べ始める。スタートはお互いに15センチは顔が離れていた。それが段々と近くなり、このまま進めば互いの唇が重なってしまう。

……それが目的なんでしょうけど、絶対させないわ。コイツの頬を引っぱたいてでもやめさせる!

環はポッキーゲームを度胸試しと判断していた。ポッキーが折れてしまえば、ゲームは終わり。勿論、環が折ってしまえば終わるが、逃げたと思われるのが癪だった。ビンタはルール違反ではないし、唇を奪いに来ようと無理に顔を近づけて来るなら、容赦なく張り倒すつもりだった。あと少し獅王の顔が近づいてきたら、という所で、

「……あ。あーらら。折っちゃった」

「……ふん。あなたの負けね。さあ、退いて。2人を連れて帰るから」

ポッキーゲームは呆気なく終了した。環も予想外の呆気なさに毒気を抜かれ、帰ろうと立ち上がる。身体に力が入りにくいようで、少し身体が揺れた。それを、獅王は見逃さなかった。

「……じゃあ次は環ちゃんを頂こうかな」

「え? んッ!? んンンッッ!??」

環は、自分に何が起きたか分からなかった。獅王に腰を抱かれ、頭を押さえつけられたと思ったら、唇を奪われた。環の柔らかな唇に分厚い獅王の唇を押し付けられる。何人もの女性の唇を奪って来た獅王のキスは環にとって耐え難いものだった。

なに? 何されてるの、私? 嘘でしょ? 私、キスされてる。こんな男に、私が……?

混乱する環をよそに獅王は自らの舌を環の口内へと侵入させる。環はあまりの気持ち悪さに吐き気を催した。貴明とのキスはお互いの唇の感触を楽しむフレンチなもの。しかし、獅王のキスは違った。環の口の中を犯すもの。舌を伸ばし、環の口の中に押し入って来た。獅王の粘着性のある唾液が環の唇を汚していく。そこまでされて環は、ようやく意志を強く持ち、獅王の身体を突き飛ばした。

「おっと! へへ。美味しかったぜ、環ちゃん」

「はぁ……はぁ、よ、よくも……私に、こんな……」

環は何度も服の袖口で唇を拭った。獅王の唾液がこびり付いた感触が離れず、気持ち悪さに拍車がかかった。環は貴明とのキスしか知らない。貴明以外に自分を触れさせるなんて、考えた事もなかった。自分の強さにも自信があったし、ましてや唇を奪われるなんて予想もしてなかった。

「環ちゃん、意外と初心なんだね。なに? もしかして彼氏君とはお子様キスしかしてなかった、とか?」

「!?」

図星を刺され、環の顔が強ばった。獅王はその反応に満足し、環の唇の感触を思い出すように、自分の上唇を舐めあげた。環は、自分の唇を再び舐められた気がして悪寒が走った。

「~~ッ!!」

「ぐあっ!?」

怒りのままに環は獅王に平手打ちをした。環の全力の平手打ちは、獅王の身体を吹き飛ばし、机や皿を巻き込んで壁に叩きつけられる。あまりの痛さに、獅王は若干意識を手放しかけた。田村と木村が環の強さを目の当たりにし、恐怖から手が止まった。本来ならば、獅王のキスで蕩けさせてこのまま相手を犯すのがいつもの流れだった。しかし、環の精神力は強く、酔いを吹き飛ばしながら力強い抵抗を見せる。

「よくも! よくもこんな真似を! 絶対許さないッ!」

環は怒りのあまり気が動転していた。すぐにでも獅王の記憶を無くしてやろうと考えた。いつもの制裁ではない、本気で相手を潰す事も考えた。しかし、そこまで考えた所で邪魔が入った。

「お客さん、そろそろラストオーダーになりま……だ、大丈夫ですか?」

店員が襖戸を開け、中の惨状を目にし絶句した。料理は床にばらまかれ、皿は割れ、獅王が痛みから地べたに這いつくばっている。男性店員は環達に目を配り、説明を求めた。

……獅王達がしたことを伝える? 私が無理やりキスされたこと? 赤の他人に言って、セクハラされたと訴えればいいの? でも、私はともかく、美香達のあんな姿、これ以上他の人に見せたくない。

愛生と美香が目を擦りながら、ようやく起き始めたが環は2人の衣類を正し、店を出るよう伝えた。まだ意識がハッキリしない2人を引っ張り、環は店員に支払いを済ませ店を後にする。本来ならば、事情を説明して獅王達を捕まえるべきなのだが、環は2人の乱れた衣類を他の人達に目撃されるのを避けるのを選択した。自分の事より、美香達が恥ずかしい姿を晒しているのを気にかけた。獅王にトドメをさせなかった事だけを悔やみ、環は2人を連れて、帰路を急いだ。

「……いっつつ。背中打ったわ。バケモンかよ、あの女」

獅王が背中を擦りながら立ち上がる。張られた頬も真っ赤にそまり、環の手形がくっきり残っていたが、環に吹っ飛ばされた時に背中を強打したらしく、痛みから顔を顰めていた。

「派手にやられたなぁ、おい。暴れてる音したからよ、ビックリしたぜ。あの赤毛女、食えなかったのかよ」

男性店員は獅王の仲間だった。特別製の酒を作り、届けていたのはこの男で、獅王達のおこぼれに預かり、女を頂く手筈になっていた。

「まあな。今回はキスだけ。でもまあ、これからだ。お前ら、撮れたか?」

「はい。バッチリです」

「顔もハッキリと」

田村と木村が獅王に答える。自分達の荷物に仕込んでいた隠しカメラ。さらには携帯で写真と動画を撮り、環と獅王のキスシーンをしっかり記録していた。中身を確かめた獅王が妖しくほくそ笑む。

「くくく……環ちゃん。これからだぜ。ゲームは始まったばかりだ」

獅王は環の唇の感触を忘れないよう、また上唇を舐めていた。羞恥に染まった環の顔は、彼を興奮させるには充分な材料だった。
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