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作:クマ紳士連絡
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2019/06/21
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「大丈夫? 吉岡さん、歩ける?」

「大丈夫ッス。何とか落ち着いて来たッス」

お腹の辺りを擦りながら、彼女はぎこちない笑顔を向けてくる。

本来の彼女であれば、友達であるこのみに負けないぐらい元気で活発な姿を見せてくれるのだが……先程の影響がまだ尾を引いており、時折苦しそうな顔を見せていた。

「たまこそ、よく無事だったよね? あたし達は捕まっただけだけど、たまはその……」

先頭を歩くミルファが私に遠慮がちな視線を向けてくる。

ミルファは回復が早く、まだ調子の悪い吉岡さんを庇うように率先して先頭を歩きダンジョン内を歩いていた。

ミルファの視線は私の腹部へと向けられ、暗に傷は大丈夫なのかと伺っているようだ。

「大丈夫みたい。あの皇とか名乗っている鎧の男が何かしたみたいだけど……」

隣を歩く吉岡さんと同じく、私も腹部を摩る。決闘をした結果、私は相手の刃に何度も切り裂かれ、抉られ、死んだと思った。

私だけではなく、あの場にいた皆もそう思っていたらしい。

それがこうして傷一つないのは、あの兜の男が何かをしたからだ。

「あの兜の人っすか……」

「そう。あの男の目的はハッキリしないけど、タカ坊や雄二がおかしくなったのもアイツのせいよ」

思い出すだけでも腹が立つ。2人が私にあんな事をするなんて。

……タカ坊はともかく、雄二は正気に戻ったら一発ぶん殴ってやらなきゃ気が済まない。

「でもさ、あの人の……凄かったよね。初めてだったのに、気持ち良すぎて……」

ミルファが頬を赤らめて、立ち止まる。どこか蕩けた顔を浮かべ、虚空を見上げる。

「確かに、やばかったッス。天にも昇る気持ちってああいうのを言うんすね」

吉岡さんも立ち止まり、同じような表情を見せた。

「……何の話?」

2人の反応に私は探るような視線を向ける。先程の様子といい、2人もあの男に何かをされているようだった。

「え? や、な、何でもないッス! 向坂先輩、もう大丈夫ッスから先輩は下がってて下さい!」

吉岡さんは慌てた様子で私の前に出る。ミルファもまた同様で足早に先へ先へと進もうとする。

はぐらかされるのは嫌だが、彼女達自身きっと語りたくない事をされたのだろうと思った。

雄二にすら好き勝手にされていたのだ。私には言い難い事なのだろう。

力になれない自分が歯がゆいが、無理やり問い質す訳にも行かず、私は口を閉じて2人の後を追った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「しっかし武器が無いのは参ったッスね。流石に素手は厳しいッスよ」

吉岡さんはすっかり調子を戻したようで、歩いている姿は元気そうだ。

確かに彼女の言う通り、素手で戦うのは厳しい。私達は全員ファイタークラス。魔法の類いは殆ど使えない。

それが揃いも揃って武器を持たず、それぞれのクラスの基本衣装しか着ていない。

「おまけに向坂先輩はレベルリセットされてましたし……かなりキツそうッスね」

吉岡さんは私に物言いたげな視線を送る。状況を整理する内に、私が戦力にならない事に気付いたのだ。

吉岡さんはファイタークラスの上位職であるパラディン。

守りに優れ、僅かだが回復の力も使えたはず。

衣装は胸元を大胆に露出させた際どいデザインだったが、今さら私達の衣装1つで慌てる者などいない。

「戦いになったら、アタシが先攻するから2人は後衛。たまは特に無理しちゃダメだね」

胸を張って宣言するミルファは、普段ならしないような指示出しをしてきた。

ミルファは猪突猛進気味な所があり、普段の戦闘ならば考えずに突撃している場面が多い。

そもそも作戦の立案やパーティー構成なんかは、私とささらがタカ坊と一緒に考えて決めていた。

最終的にはタカ坊の口から皆に伝えてもらっていたが、私も口を出させてもらっていた。

そんなミルファがこうして率先して前に出て、私達を後ろに下げようとするのは……やはり私のせいだろう。

「ごめんね、今の私では戦力になれそうにないわ」

「大丈夫大丈夫! 武器なんか無くったって、私に任せといてよ! アタシのメイドロボパワー見せてあげるから!」

歯を見せて元気に笑うミルファは、自信満々に細腕を見せ、力を込めていた。

力こぶでも見せたかったのだろうが、全く出来る様子がなく、あははと渇いた笑みを浮かべ、何事もなかったように前に進んで行く。

ミルファのクラスは、侍だった。袴衣装の侍衣装に、額には三日月を思わせる金の装飾が付いた兜。

普段ならば、相手を威嚇する意味も込めての兜だが、腰の刀が無い現状ではそれもどこまで役に立つか分からない。

……このダンジョンに、どの程度の敵が居るか分からないけれど……まずは武器を手に入れなければ、まともに戦う事は難しい。

今まで出会ったモンスター達は、見た目は可憐な女性の姿だが爪や牙があり、中には武器を使って来たり魔法を使ってくる相手もいた。

そんな相手に、いくらミルファや吉岡さんが上級職とはいえ素手で戦うのは危険すぎる。

私は歩きながら、ダンジョン内に目を配る。

時折だが、ダンジョン内にも武器が落ちている場合がある。

それは私達以外の人間が残した物か、はたまたモンスター達が使用していた物かは不明だが、掘り出し物も中にはあった。

せめて武器さえ、武器さえあればと私達は歩きながら目を凝らす。薄暗いダンジョンの中、希望を求めて歩く。

そんな中だった。

「あ、あれ! 宝箱じゃないっスか?」

「え? あっ! 本当だ!やったー!」

前を歩く2人が何かを見つけた。見れば古びた大きな木製の箱が、これ見よがしに通路の真ん中に置かれていた。

私達が歩いて来た道は一本道。入り口からここまで、真っ直ぐ歩いて来た。

しかし、箱だけに気を取られているがすぐ側には分かれ道があった。今までが一本道だっただけに、そちらの方が気になり、少し警戒しながら2人に続いた。

「やったっス! 宝箱なら、武器か何かアイテムがあるはずッスよ!」

「ラッキー! 敵に会う前にアイテム回収出来るとか、ついてるよね!」

2人は箱を開ける前から、楽観的に物事を考えはしゃいでいた。

確かに今まで入ったダンジョンなら、宝箱の中には役立つ物も多かった。

中には上質な武器が入っていた事さえあり、喜んで装備した事もある。

そう、私達は今まで経験してきたのだ。

「さあ、何かな何かな〜?」

「早く早く〜!」

宝箱を開けて、冒険に役立つアイテムを手に入れるという作業を繰り返してきた。

しかし、

「あれ? 空っぽッスよ? 外れっスか?」

「えー? 何それ酷い! 散々期待させといてさ〜!」

宝箱の中身は空だった。少なくとも武器は入っておらず、また役立ちそうな代わりのアイテムもない。

吉岡さんやミルファが興味を無くしたようにさっさと先に歩いていく。

2人は箱の先に繋がる左右の別れ道を、たいして考えた様子もなく右に曲がった。

私が足を止めて箱の中身を凝視していると、2人に急かされるように声を掛けられた。

すぐに行くと答え、注意深く箱の中身を観察すると、奇妙な仕掛けを発見した。

「コレは……箱の蓋に何か……」

宝箱と思われた木製の箱。その蓋に当たる部分に奇妙な仕掛けがあった。どうやら箱を開くと何かが飛び出し、箱の中にある一本のレールのような部分(箱を突き破って地面に伸びている)を通って、どこかに送られるように見えた。

これ見よがしに通路の真ん中に鎮座していた事もあり、危機感を感じた。

これは、明らかに何らかの罠。今は実害が無くても、これから何が起きるか分からない。

2人に忠告しようと顔をあげた時だった。

「きゃあぁぁッ! な、なんなんすかッ! コイツら!?」

吉岡さんの悲鳴が聞こえ、何かに戸惑っている様子だった。

私はすぐに駆け出し、分かれ道を右へと入る。すると、数m離れた場所に2人を発見した。しかし、2人は周囲を奇妙な生き物達に囲まれてしまっていた。

「吉岡さん! ミルファ! 」

「たま! 来ちゃダメ! 逃げて!」

私が声を掛けてすぐ、ミルファが警告の声をあげた。2人を取り囲んでいた奇妙な生き物達が一斉に私の方を見た。

《マダイタ。オンナダ。ハラマセロ。ナキゴエ、キカセロ》

……なんなの……この生き物は?

私達の腰位までしかない体躯。1mに満たない身長。ボロ布を腰に巻き、他は何も身に付けていない人型。2本の足、2本の腕、こじんまりとした印象を持つ人間に近い生き物。ただ大きく違うのは、肌の色。

薄暗い緑色の肌。さらには耳にあたる部分が大きく尖り、髪は僅かにしか生えていない。歯は鋭利に尖り、口からは涎がたれ落ちる。よく見れば爪は赤く、触れる物を引き裂くように伸びていた。

瞳は爛々と濁った黄色。ギョロギョロと魚のような瞳が絶えず周囲を見渡している。今まで見た事がない化け物。声として言葉を吐き出してはいたが、舌がうまく回っていないのか聞き取りにくい声だった。

その数は8匹。手には木製の棍棒のような物を手に持っていた。

「コイツら……ゴブリンっすかね? ゲームに出てくる、あの雑魚モンスター。実物はこんなグロいんすか……。気持ち悪い……」

吉岡さんとミルファは背を合わせて、周囲に気を配っていた。話しながらも警戒を怠らないのは、流石だ。

「確かにゴブリンっぽい。さんちゃん達はあんまりRPGとかやらないけど、私は知識としては知ってる。ダーリンの部屋にもゲームあったし!」

2人はこの化け物達に心当たりがある様子だった。私にはとんと心当たりがないし、2人の会話を聞いても理解出来なかった。

テレビゲームといった物を好まないし、興味もない。私の知識には必要ない物と判断している。

《オンナ……オンナ……オンナァァァッッッッ!》

「くっ!」

8匹のうち、2匹が私の方に飛び交って来た。短い手を使い、50cm程の小さな棍棒を振り回してくる。

醜い顔をさらけ出し、汚い唾液を飛ばしながら襲い掛かってくる。

リーチは短いが、デタラメに手を振り回すため距離が測りずらい。さらにはダンジョンの中という事もあり、ギリギリ避けるのが精一杯。

「いっ!? こ、この! やめるっス!」

「いたたッ!? こんなの卑怯よ! こんな狭い場所で振り回すなぁ!」

先程までの道は広かったが、今私達がいる道は狭く、人が2人通れるほどしかない。

見れば吉岡さんやミルファはゴブリン? 達の攻撃を避け切れずガードしているようだった。

ただ力が無いのか、棍棒で叩かれてもあまり効いていないように見える。

《オンナァァァッ! ダカセロォッ!》

「! いい加減に……しなさいッ!」

私に襲い掛かっていた一匹のゴブリン?の足元を蹴り払い、その上から踏み付ける。グゲエ!と気色悪い声がしたが無視し、手にしていた棍棒を奪い、もう一匹に向き合った。

《オンナァァァッ!》

「……シッ!」

踏み付けていたゴブリンを蹴り上げ、もう一匹の方に飛ばした。驚いたゴブリンが慌てふためき、まともにぶち当たった。2匹が状況を把握出来ていない間に近づき、棍棒を力の限り、2匹の頭部へ突き刺すように何度か殴打した。

《ぐ、ゲゲエ……お、んナァ》

「女女ってうるさいわよ。少し黙りなさい」

ゴブリンの口の中に棍棒を突き刺し、黙らせる。ようやく相手の身体の動きが止まった。ゴブリンの身体からは紫色の血液が流れていた。

……死んだの? 今まで戦った女型のモンスター達は負けると消滅したけれど、このゴブリン達は死体が残るのね……。私が、殺した、のよね?

自分の手を見つめる。ゴブリンの頭に突き刺す時の、硬い肉を抉っていく感覚。悲鳴とも絶叫とも取れる叫びを無視し、一方的に蹂躙した。

足に僅かに紫色の血液が付着していたのを見つけ、吐き気を催したが、何とか押し留めた。

「この! この! 調子に乗るなっス!」

「そうだ、そうだ! アンタ達みたいな雑魚なんかに私達は負けないんだから!」

吉岡さんとミルファも反撃に転じていた。相手の攻撃が軽いと判断し、相手の武器を奪い、力任せになぶっていた。逃げようとするゴブリンにも容赦なく、トドメを刺していた。

棍棒が折れ、砕けても、相手を殴るのをやめていなかった。

どこか違和感を感じながらも、私は周りを警戒することに務めた。ふと、そこへ、

「うわぷッ!? な、何か掛かっ……うえぇ……これって、コイツら射精してるっスよ!?」

吉岡さんの顔に何かが掛かったらしい。見れば彼女が踏み付けたゴブリンの股ぐらから身体に見合わぬ太い男性器が見えていた。

何かの病気に感染していそうな、見るからに不衛生なそこかしこに小さな突起がついた男性器。

吉岡さんはちょうど男性器を踏み付けたらしく、勢い良くゴブリンの男性器から濁った半透明の液体が飛び出した。

彼女の髪や肩、さらには胸に掛かり、異臭を放っているようだった。

「臭っ!? なんて汚い物をぶっかけてくるっスか! ゴブリンのクセに! 生意気に射精してんじゃないっス!」

よほど腹が立ったのか、既に息絶えているゴブリンの男性器を必要以上に蹴り上げる吉岡さん。

普段の彼女らしからぬ行動に目を丸くするが、見ればミルファも身体中にゴブリン達の液体を浴びていた。

「汚ったないなぁ! こんなんで感じるわけ? ゴブリンってやっぱりバカだねぇー」

倒したゴブリン達の股下をわざと足で刺激し、射精したゴブリン達を見下すミルファ。

2人共何かに取り憑かれたように瞳を輝かせ、ゴブリン達の液体を嬉嬉として受け入れているかのようにも見える。

……どうしたの? 2人に何が起こってるの?

声を掛けるのを一瞬躊躇ってしまうほど、2人は狂気に満ちていた。

モンスター達には勝ち、全員無事だったのに……こんな死体蹴りみたいな真似をする子達じゃない。

2人に声をかけ、死体を嬲る行為を止めさせる。2人は渋々聞き入れてくれた。狭い場所はマズいと判断した私は、通路を奥へと進んだ。

すると、明らかに造りの違う石壁に覆われた広い空間に出た。古い遺跡か何かのようで、辺りには壊れた石像が散らばっていた。

中を散策しようと3人で足を踏み入れた時だった。

《グガアァァァァァァッッ!!》

地響きと耳をつんざく獣の咆哮。私達が進もうとした遺跡の奥から突然化け物が姿を現した。

「な、なんスか……この化け物……」

「デカ……もしかして、ボス?」

先程のゴブリン達に似た体付きだったが、大きさが遥かに違う。3mを越える巨人で、遺跡の天井ギリギリの身長だった。手には肉切り包丁のような武器を携え、その武器もゆうに2メートルを越える大きさだった。

そんな相手がのっそりとだが歩きながら、遺跡の奥から現れ、こちらを睨みつけてくる。視線が合っただけで、私達は相手の強さを感じ取れた。

「……ダメだ。勝てる相手じゃない。大体のレベル分かるけど、たぶんこれは……」

「私も分かるっス。武器もないし、魔法の援護もない。無理ッスよ、これ……」

2人は対峙しながらも、判断に迷っているようだった。ゴブリンから奪った武器を構え、相手を注意深く観察していた。

「ダメよ、逃げましょう2人とも。動きは遅そうだし、逃げ道は来た道を戻って、別れ道を左に向かえばいいわ。今はーー」

そう言いながら後ろを振り向き、来た道を戻ろうとすると、

「そんな……」

入り口の方から、10匹以上のゴブリンが通路へ入って来た。苦戦はしなかった相手だったが、数が多ければ時間は掛かるし、前には巨人も……。

「囲まれた!? どうしよう?」

「前はダメっす! う、後ろ、ゴブリンを蹴散らして逃げれば……」

《グガアァァァァァァッ!!》

前の通路を塞ぐ巨人が咆哮しながら、近づいてくる。さらにはそれを合図に、ゴブリン達も一斉に襲いかかってくる。

「ひっ!? ひぃぃッ!?」

誰の悲鳴だったのか、雪崩のように襲って来た怪物の群れに私達は抵抗虚しく、敗北した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「離せっ! この! 私に触らないでよ!」

「気持ち悪いっス! コイツら、涎垂らして、ヒィッ!?」

「ごめんなさい、2人とも、私がもっと早く判断出来ていれば……」

私達は両手足を押さえつけられ、仰向けに転がされた。手足を抑えていないゴブリン達は私達に濁った瞳を向けながら声を出して笑っていた。

明らかに馬鹿にした笑い方に、強気に睨み付けるがゴブリン達は喜ぶだけだった。

「たまのせいじゃないよ。私も何故かゴブリン達を嬲って時間掛けてたし、早くあの場を離れていたら……」

「私もっス……」

2人は泣きそうだった。ゴブリン達の下品な笑い方。先程から私達に向ける視線。今から私達に起こるであろう行為を彼女達は頭で考えてしまったのだろう。2人の気持ちを落ちつかせようと口を開きかけるが、

《ヒヒヒィッ! オンナァァァッ!》

「い、いやぁッ!?」

ミルファの前に陣取っていたゴブリンが力任せに彼女の胸元の衣装を引きちぎった。大きな胸が揺れ動き、卑しいゴブリン達が指を指して笑い始める。

《ヒヒッ! コイツモォ〜ッ!》

「ひっ! やめッ!? あぁッ!?」

吉岡さんも胸元だけを引きちぎられ、ミルファに負けないほどの大きな胸が暴れ出した。2人とも晒された乳房を笑い物にされ、涙を流している。

……悔しい! こんなに……こんなに自分の力の無さを悔やんだことはないわ!

私達はただの学生だった。けれど、異世界に来て、それなりに力を持ち戦えていた自信がある。加えて私達はファイタークラス、戦士なのだ。前線で戦うのが仕事。時にはパーティーの盾となり、後衛を守る。強くなければ、盾にさえなれない。

《ゲヒ、ゲヒヒ! ゼンブ、デカ亻! オマエモダッ!》

「うっ、くっ! やめなさ、あぁッ!?」

抵抗も出来ず、私も胸元の衣装を引き裂かれ、ゴブリン達の卑しい濁った瞳の前に胸を晒された。負けちゃダメだと分かっていても、羞恥に耐えきれず、顔を背けた。

《グゲ、ゲゲ! デカイ! デカイ!》

《ゲヒ、ヒヒ! サワラセロ! ツカワセロ!》

《ギヒギヒ! ウシチチ! ウシチチ!》

私達の胸に群がるゴブリン達。ミルファと吉岡さんの悲鳴が上がり、ゴブリン達に覆い隠され、見えなくなった。
私も両手足を数匹のゴブリンに押さえつけられ、さらには胸元に3匹のゴブリンが集まってきた。はだけた胸元を食い入るように見つめられ、さらには周りのゴブリン達は全て勃起していた。獣と雄のむせ返るようなひどい匂いが辺りを包む。

《グゲ、キレイ。シンピンカ?》

「うっ、やめなさい! 掴まないで!」

ゴブリン達の小さな手が私の胸を根元から持ち上げてくる。尖った爪が胸の肉に食い込み、痛みが走る。さらにゴブリン達は私の胸の先……乳首をまじまじと見て、観察していた。

「離して! 離しなさい! これ以上……ッ!?」

《ベロォ。ギヒギヒ、ウマイ!》

《グゲ、ウマイ! モット! モット!》

2匹のゴブリンが私の胸にそれぞれ舌を這わせてくる。乳肉を揉みしだきながら、胸に舌を這わせ、乳首にしゃぶりつく。ゴブリンのザラザラとした舌や尖った牙で乳首を時折噛まれ、気が狂いそうになる。

「いッ! ふ、ぅぅッ! い、あぁ……」

知らず吐息が漏れ、僅かに腰が浮く。私の反応を見て、ゴブリン達が笑い始めた。私は悔しさと悲しさで涙が溢れてきた。

《グゲ、ナケ! メスヲハラマセル! オマエモ、ナカマウメ!》

「ふざけないで……ッ! 絶対に、そんなの! あッ!?」

私の胸を弄んでいたゴブリン達が口を離し、代わりに男性器を擦り付けてきた。私の乳首をつまみ上げ、腰を振って汚い物が擦られる。竿の部分に変なイボが無数にあり、気味が悪い。止めさせようと必死に手足を動かすが、向こうも必死だった。それぞれの手足にゴブリン数匹が乗り、振り払えない。

「離して! やめて! 汚い!」

《ヒヒ! ワメケ! カオヲミセロ!》

「くっ! 髪を引っ張らないで……ッ!」

2匹のゴブリンが私の胸に男性器を擦り付け、溢れた1匹が私の髪を引っ張り、男性器に絡めて自分で擦り始めた。目の前で繰り広げられる異様な光景。私の髪が、胸が性処理の道具として扱われる。涙が零れてしまいながらも、必死に耐えた。漏れ出そうになる悲鳴を歯を食いしばって耐える。やがて、

《グゲゲ! デルッ! ニオイ、ツケテヤル!》

《ウシチチ! ニオイ、ツケテヤル!》

《ギギギィ! クラエッ!》

3匹のゴブリンが好き勝手に言いながら、果てた。私の髪を使っていたゴブリンの汚い黄色い精液が私の髪を、顔を、目を、口を汚していった。口を閉じて飲み込むのは避けたが、凄まじい匂いが立ち込める。さらには私の胸を引っ張りながら使っていた2匹の精液が私の胸、お腹、足や太もも、女性器にまで掛けられた。私の身体全部、ゴブリンの精液で汚された。

「うぇっ! うっ、くっ! オェッ! はぁ……はぁ……」

吐き気が込み上げて来て、寸前で飲み込んだ。前髪から垂れ落ちてくる精液が気持ち悪かったが、拭き取ることも出来ない。

《グゲッ! イイニオイダロ? 》

《ギギギィ! オニアイダッ!》

「はぁ……はぁ……。よくも……!」

私の姿を見て笑うゴブリン達に殺気のこもった瞳を向けるが、この化け物達には全く効いていない。むしろ、嘲笑っているようだ。

《ミロヨ、ホカノメスヲ》

私の髪を引っ張り、1匹のゴブリンが横を向けと命じて来た。髪を引っ張られ、首だけを横に向けると目を塞ぎたくなる光景が飛び込んで来た。

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ! イギィッ! イダイいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃいぃッ!」

「あぎぃッ! ヒィん! ヒィイイイイイイイィィィィィイイッ! だめえええええッ!!」

「あ、あ、あ……!?」

ミルファと吉岡さんは見るも無惨な姿に変わり果てていた。それぞれのクラスを象徴する衣装は殆ど破れ落ち、信じがたい凌辱を受けていた。私がゴブリンに辱められている間、2人は、

《グガアァァァァァァッ! ハラメッ! ナケッ! ワメキチラセッ!》

「フゥうううッ! しゅごすぎ! こんなのッ!? ギィィいいッ!!」

「らめっすぅ! らめ、ラめぇッ! 壊れ、ァァァッ! ァァァッ!!」

あの巨人に蹂躙されていた。ミルファは片手で抱き抱えられ、女性器に深々と巨人の男性器が刺さっていた。彼女のお腹が大きく膨らみ、巨人がまるで道具でも使うようにミルファの身体を上下に動かした。ミルファは耐えきれず、絶叫しながら尿や愛液を飛び散らかした。鼻水やら涙やらで顔は見る影もない。しかも巨人は射精していないからか、動かすのをやめない。

吉岡さんは、巨人の指を女性器とお尻の穴に突っ込まれていた。地べたに這いつくばり、お尻を高くあげた姿勢で両方の穴を凌辱されていた。さらには周りのゴブリン達が吉岡さんに男性器を向けながら、次々と射精していく。彼女は舌を出して泣き叫びながら、全身を精液で汚されていく。

「ミルファ……! 吉岡さん……! そんな……」

なんておぞましい光景だろうか。さっきまで一緒に歩いて、会話をしていた2人が見る影もない、無惨な姿にされてしまった。ゴブリンの相手なんて、序の口。この巨人こそが、真の恐怖、絶望。いつしか私も声を出すのをやめ、身体に震えが走っていた。

……いや、いやよ。私、初めてなのよ。タカ坊に、タカ坊に……あげるんだから。こんな、こんな化け物なんかに……絶対、に。

《ギギギ! ビビッテル! ビビッテル!》

《ツギハオマエダ! チャントミロ!》

「い、いや、やめて……! それだけは……私、初めてなの」

我ながらなんて情けない声なのか。頭を捕まれ、無理やり目を開かされて見た地獄。ミルファの絶叫が木霊し、ついに果てた巨人の精液を並々と注がれていた。そこへ、

《ゲゲ! コイツ、シンピン! シンピン! ハツモノダ!》

私を囲んでいたゴブリン達が騒ぎ始めた。それを合図に、ミルファや吉岡さんに群がっていたゴブリン達が一斉に集まってくる。

「あ……あ、あ。許して。お願い、お願いだから……」

首を振り、ゴブリン相手に懇願する。処女をこんな化け物達に奪われるなんて考えたくもない。意地を張るべき相手もおらず、恐怖に駆られた私の心は屈服してでも、処女を守り通す事だった。しかし、

「ひっ! やめて! そこはダメ! いや、やだ、ひッ!?」

ゴブリン達は私の抵抗も意に返さず、私の衣装を剥ぎ取った。露出してしまった秘部を隠そうと足を閉じるが、すぐにゴブリン達に足を開かされる。数の暴力には勝てず、大股開きで固定され、私の陰部をまじまじと観察していた。

「見ないで……! 匂い、嗅がないで! 指、ダメぇ! 許して! 謝るから! お願い、お願いよ……!」

ゴブリンの鼻がなり、指を挿入れられ、見開きにされ、中身をまじまじと見られ、ゴブリン達の笑い声が木霊する。

涙で視界がボヤけた中で私は、ゴブリン達の見せ物にされた。泣いても喚いても懇願しても変わらず、私の秘所は勝手に反応し愛液を出し始める。それを見たゴブリン達がまた笑い始めた。

浅ましい私の身体。こんなに好き勝手にされているのに、無様な姿を晒しても身体は雌として反応する。

《グガアア! イレテヤルッ! ハツモノ! オレノダアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!》

「ひっ! お願い、お願いします……。やめて……! 来ないで!」

巨人が私の側に近づいて来た。ゴブリン達が散らばって行き、私の手足は解放された。私は恐怖で膝が笑ってしまい立てず、巨人から背を向けて、這って逃げようとした。しかし、

「あ!? あぁッ!? や、やめて! 離して! 許してッ!」

《グフフフ! ハツモノォ!》

軽々と足を捕まれ、逆さに吊るされる。そのまま巨人の大きな舌が私の身体を舐め上げる。

「ひっ!ヒィッ! 汚い! 臭い! やめてぇ!」

私の身体中、巨人の唾液まみれにされた。巨人の顔が近づく度に食べられる!?と、私は馬鹿みたいに反応し、身体を強ばらせた。悲鳴を上げ続ける私を下から見上げるゴブリン達が笑っている。

ゴブリン達にとっては見せ物以外の何物でもないのだろう。勝者が敗者を嬲るのは、この化け物達にとっては当たり前の行為。私は、耐え難い屈辱と恐怖に限界を迎えていた。

「あ、あ……あぁ。私、私ぃ……」

《グヒ! グヒ! モラシタカ! イイゾ! グヒヒ!》

巨人に捕まれながら、だらしなく尿を垂れ流す。下にいるゴブリン達が我先にと私のオシッコに群がり、舌を伸ばす。嬉しそうに、飲んでいた。

《グフ! ソロソロイイダロ! ハツモノォ! ハラメ! ハラメ!》

巨人の両手で抱え直される。すぐ下には巨人の男性器。先程ミルファに深々と刺さり、精液を射精した化け物。ゴツゴツとした岩のような手が私を捉え、道具のように扱われる。

意識が飛びかけている私は、ただただ涙を流し、うわ言のように静止を呼びかける。けれど、そんな呼びかけを聞くはずもなく、

《ハラメ工工工エエエエエエェェェェェee!!》

巨人は私の身体を叩きつけるように、自らの男性器へ振り下ろす。ゴブリン達から歓声が上がり、何匹かのゴブリン達が下に倒れていたミルファ達を好き勝手に嬲り物にしていた。

……タカ坊、ごめんなさい。私、守れなかった……。

ヌプ……!

巨人の男性器の先が環の女性器に触れた時だった。ジュッ、と何かが焦げたような音がし、次の瞬間、巨人が悲鳴を上げた。

『グ、ガガァァアッッッ!? オレの、オレのガガァァアッ!? トケルゥッ! グギァッッ!!』

私の膣内に入ろうとした巨人の男性器が溶け落ちていた。男性器の上から半分程がドロドロに溶け、なくなっている。巨人は痛みから暴れ出し、私の身体から手を離した。

「あ……あ、あ……あぁ……」

私は地面と激突した痛みと、ゴブリン達にされた陵辱、巨人に与えられた恐怖から身体を動かすことが出来なかった。見れば巨人は手当り次第に暴れ出し、ゴブリン達を踏みつけたり、暴走しているようだ。

『グゲェッ! イデエぇッ! イデエッ!!』

やがてひとしきり暴れた巨人が入って来た入り口へ戻っていく。付き従うようにゴブリン達も一緒に帰っていく。何匹かのゴブリンがミルファと吉岡さんを担ぎ、運んでいた。ただ一人、身体中を脱力させ、陰部から尿と愛液を垂れ流す私。私だけを残し、化け物達は去った。

……私の身体、どうなってるの? 私、いったい……。

お腹の中がとても熱くなっているのを感じながら、私はそこで意識を手放してしまった。
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