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作者:しょうきち
05. いっしょにとれーにんぐ
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「お、今日も寝坊せず来たわね。感心感心。そろそろ慣れてきたかしら?」
「ううう……」
「ギギギ……」
 早朝、5時半。
 集合場所であるきらめき高校のグラウンドにて、虹野沙希は、高見公人と早乙女好雄の両名を笑顔で出迎えた。
 朝練に参加する沙希は、体操着にブルマーという出で立ちで、頭には体育祭でも使っていた赤いハチマキを巻いていた。
 朝から晩まで続く、地獄のようなトレーニング・メニューを開始して一週間。
 二人の肉体は全身筋肉痛による悲鳴を上げていた。
 その歩みは、最早一昔前のロボットのようにぎこちないものとなっていた。
「公人! お前、このくらい普通だとか言っておきながら、全身ガクガクじゃねーか!」
「あ、あれれ~、うぐっ、中学の頃から随分鈍ったかな……?」
「さ、今日もロードワーク10キロから、頑張っていきましょう! 根性よっ!」
「お、おおっ!?」
「ぐえぇっ!」
 沙希の先導の元、公人と好雄の二人も、重い身体を引きずりながらロードワークに駆け出した。


「ふぅ、それじゃ、一旦ここで休憩にしましょうか」
 ロードワークに出てしばらく、学校から五キロ程走ったところで一行は休憩のため、公園に立ち寄った。
 公園内の中央に水呑場を見つけ、 公人は蛇口を勢いよくひねり、頭から水を被った。
「ヒィ、ヒィ、うひゃあ、気持ちいい」
「公人くん、水分補給するなら水じゃあ駄目よ。ハイ、これ」
 そう言うと、沙希はスポーツドリンクの入った水筒を公人に手渡した。
「ハイ、好雄君も」
 どこから取り出したのか、 沙希は自分の分と合わせ、 三本の水筒とタオルをを手に持っていた。
「ハァ、ハァ、ありがとう、虹野さん」
「マネージャーとして当然の仕事よ。もう少ししたら再スタートするから、二人とも、ちょっと休憩して待っててね」
 そう言うと沙希は、一人で公園の反対側へと駆けて行った。
「ふぅ……」
 公人と好雄の二人は、同時に地面にベタリと座りこんだ。


 暫く休み、息が落ち着いてきたところで、公人が口を開いた。
「なあ、好雄」
「あんだよ、公人」
「虹野さんってさ、何であんな異様に足が速いんだよ? 俺、ピッチャーしてて昔は走ってばっかりいたからさ、ブランクが有るとは云え長距離はそこそこ自信があったんだけと、女子の虹野さんに全然追い付ける気がしないぜ」
「そうだな。虹野さん、足そのものがスゲー速いって訳じゃないけど、流石根性の申し子。スタミナが物凄いんだよな」
「確かに……、速さっていうか、 持久力……、 いや、げに恐ろしきは根性なのか……」
「先月な、体育でマラソン大会があっただろ? 俺の女子データベースによると、虹野さん、女子の部では3位にぶっちぎりの差をつけての2位だったらしいぜ」
「へえっ、凄いな! でも逆に、あれだけ速くて2位なのか。1位は一体どんな子なんだ?」
「知りたい?」
「「うわぁ!!」」
 地べたに座り込んで話していた二人であったが、いつの間に後方に回り込んでいたのか、二人の間から、沙希が顔をにゅっと出していた。
 沙希は公園周りを一通りぐるりと歩いて回り、再び2人の元へ戻って来ていたのであった。
「私の得意種目はマラソンくらいだけど、ウチの高校はね、スポーツテストの全種目で、圧倒的1位を取る凄い女の子がいるのよ」
「え……、そんな化物みたいな女子がいるの?  一体!?」
「そろそろ来るわ」
 沙希は、公人達一行が来た方向とは反対側の公園入口へ目線を向けた。
 そこから公園内へ走ってやって来たのは、ショートパンツ、タンクトップの上下の、ショートカットが印象的な活発そうな女子であった。
 少女はそのまま、公人達の処まで走って来た。
 そして、おもむろに立ち止まり、フレンドリーに口を開いた。
「や、おはよう、お三方。野球部も朝練かい? 精が出るね」
 夏の日差しのように爽やかな挨拶である。沙希が笑顔で応えた。
「おはよう!清川さん。 夏のインターハイに向けて、調整は順調かしら?」
 公園に姿を表した少女の名は、清川望。
 公人達と同じきらめき高校一年生で、日本記録を持つ超高校生級スイマーである。
  因みに、先日行われた都大会も当然の如く優勝し、全国大会への切符を掴んでいた。
 次回のオリンピック代表候補という噂もある。
 そんな彼女は、現在、恐らく最も有名なきらめき高生であり、公人や好雄も、直接話すのは初めてであったが彼女の名前は知っていた。
(ああ、成程。女子の全種目1位は、清川さんってことか。それなら納得だ)
「ウフフ、お陰様で絶好調だよ。虹野さんこそ、野球部の調子はどう?」
「えへへ、聞いて。やっと部員が揃いだして来たのよ。この二人が入部してくれて、キャッチボールから始められるようになったところよ」
「それは良かった。秋の大会、9月だろ? それまでには人数、集まるといいね」
「ありがとう。ねぇ、清川さんはこれからロードワークの帰り? 私達も一緒に走っていいかしら?」
「ああ、勿論歓迎さ。ラスト五キロ、皆で走ろうか」
「公人くん、好雄くん、それじゃあ行くわよ」


(は、速い……! 水泳部だっていうのに、マラソンでも今すぐ日本一になれるんじゃないか?)
  沙希よりも速いというだけあって、望の走る速さは、公人や好雄からすれば、正に地獄のようなペースであった。追いかけて行くには人生最大といえるほど必死にならなければならなかった。
 学校に辿り着く頃には、公人と好雄は言うに及ばず、沙希でさえもかなり息が切れていた。
「ゼイ……、ゼイ……、そ、走馬灯が見える……」
「ハァ……、ハァ……」
「ふう、三人とも、お疲れ様。ラスト5キロだったからつい追い込んじゃったけど、よく付いて来れたね」
 ちょっと一汗かいたかな、という程度の余裕を見せる望に対し、息も絶え絶えになりながら公人が尋ねた。
「ラ、ラスト5キロ……? き、清川さんは……、一体普段全部で何キロ走っているの?」
「私? 50キロは走ってるね。毎朝欠かしたことはないよ」
「ご、50キロ!?」
「はは、慣れだよ、慣れ」
「はぁ、はぁ、ね、清川さん」
 沙希が言った。
「一緒に走れて、凄く楽しかったわ。また今度、一緒に走ってもいいかしら?」
「ああ、勿論さ。毎日朝はこのルートで走っているから、いつでも付き合うよ」
「ウフフ、 宜しくね、清川さん。ところで今度の日曜日、空いてる? よかったらお近づきの印に、一緒に海に遊びに行かない?」
「日曜日? うん、いいよ」
「それじゃ、日曜日は朝9時に海に集合ね。 公人くん、好雄くん、二人も来てくれるわよね?」
「「行きまァす!!」」
 顔を見合わせて応えた、男二人の返事は、それはそれは見事なハーモニーを奏でていた。
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