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作者:しょうきち
06. beach boys & giris!
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6/10

 サマーシーズン到来!
 毎年、首都圏では概ね6月末ごろに海開きが行われ、人々は忙しい合間を縫って長期休暇を取得し、様々なレジャーに興じている。
 季節は既に夏休みを迎え、きらめき高校の生徒たちもプールや海水浴にキャンプ、映画に花火、遊園地に夏祭りと様々なお楽しみスポットで熱い夏を謳歌していた。
 青春真盛りの若い男女ともなると尚更である。
 高校生達の中には、この夏休み中逢瀬を重ね、急激に仲を深め、二学期を迎える頃にはいつの間にかカップル成立と相成っている者も珍しくはない。
 女子にモテる事が何よりの生き甲斐である、高見公人と早乙女好雄の男子二人も、そんな期待に胸を踊らせながら週末を心待ちにしていた。
 それは、地獄の業火に焼かれるような、常人であれば全身が引き裂かれそうに思える程の筋肉痛をも忘れさせるものであった。

 日曜日。公人と好雄は、虹野沙希の提案によって、学校一のスポーツ女子である清川望と一緒に海に遊びに行くこととなった。そのため、この日は野球部の練習が休みである。
 当日朝、2人は待ちきれずに、集合時間よりも2時間程早く現地に到着していたのだった。
 周囲は、まだ海の家がいそいそと開店準備を進めている。
 別々のルートからほぼ同時刻に海岸にたどり着いた2人は、額を付き合わせながら言った。
「好雄クン、随分早いじゃあないか? まだ朝の7時だぜ。それになんだよ、その大荷物」
「公人、それを言うならお前もだぜ!」
「ウフフ……」
「ムフフ……」
 軽口を叩き合う二人であったが、口許の緩みは隠そうとしても隠しきれるものではなかった。
 好雄は缶バッジをジャラジャラと大量に付けたキャップを被り、サングラスを掛け、背中に背負ったキャンプ・バッグにテニスラケットや、大量の海遊びグッズ等を詰め込んでいた。
 勿論、Tシャツにハーフパンツを脱げば、いつでも海に飛び込めるよう、その下には既に水着を着用済みである。
 一方の公人は、ビーチ・パラソルやテント、キャンピングベッドといった嵩張る荷物を詰め込んだリュックを背負っていた。
 やはり、衣服の下は既に水着を着用済みである。
 期待に胸を膨らませながら、鼻唄混じりに二人で協力してサンシェード・テントや、ビーチ・パラソルのセッティングを進めていると、やがて沙希と望の二人が姿を表した。
「あ、お待たせっ、公人くん、好雄くん」
「テントとか、先に来て立てておいてくれたんだね。ありがとう、二人とも」
「虹野さん、清川さん、カワイイ……!」
 公人が思わず声を漏らした。
「ふふっ、ありがとね」
 沙希は麦わら帽子を浅めに被り、チェック柄のビキニの上に、裾を結んだ大きめのサイズのTシャツを羽織っていた。
 Tシャツの裾から覗かせる生足が健康的でチャーミングである。
 また一方の望は、 普段着ている競泳水着の上に、セームタオルをカーディガンのように羽織っていた。
 無駄無く絞り込まれ、大理石の彫刻のような威厳さえも感じさせる、一流アスリートとしての肉体と、一人の少女としての恥ずかしがる姿が、得も言われぬコントラストを成していた。
「へ、変かな……? わたし、毎日プールで泳いでるけど、こういうところって逆にあんまり来なくてさ……」
「そ、そんなことないよ。多分、このビーチで一番の注目を集めているんじゃないかな」
「そ、そうかな……?」
(そりゃそうだよ、有名人だもんな)
 公人が思ったとおり、周囲は心なしかざわついているように感じられた。 こう見えても日本記録を保持した超一流アスリートである。一高校生ではあるものの、この中での知名度は群を抜いていた。
 たとえそうと知らずとも、望の持つ極限まで鍛えられた肉体は、レジャー・ビーチに於いては一般人とは隔絶感さえ覚える、強烈な存在感を感じさせている筈である。
 そんな辺りの空気を察したのか、沙希が口を開いた。
「さあ、みんな、折角来たんだから遊びましょ? お弁当も作ってきたわよ」
「ウヒョっ、これが噂の虹弁! 生きてて良かったぜぇ~!」
「ふふっ、そんな大したものじゃないけどね」

 きらめき高校の男子生徒の間では、誰もが欲しがるスーパープレミアムグッズが3種存在しており、総称してきらめき高校三種の神器と呼ばれている。
 その中の一つが、この虹野沙希の手作り弁当であり、通称『虹弁』と呼ばれている。
 他の2種に比べ虹弁は、沙希と仲良く、とりわけ同じ部活で共に汗を流していれば気軽に作ってきてくれる代物であり、レアリティは低いものと思われがちである。しかし、そうなるためには先に述べてきたような狂った量のトレーニングを毎日こなす必要があり、一学期中には多くの男達が、一週間ともたず撃沈していた。

 さて、そんな訳であるため、お調子者の好雄は、仏像でも拝むかのように、沙希の持ってきたランチボックスに向かって両手を擦り合わせていた。
 望が沙希に尋ねた。
「それで、虹野さん、今日は何して遊ぶ?」
「そうそう、今日はみんなで、これで遊びましょ」
 沙希は、肩に掛けていたショルダー・バッグを地面に下ろし、ごそごそと中を漁りはじめた。
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