ラスボス
作者:ライラック
公開
33. 見晴は今だ堕ちず
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あれから二か月余り
野球部は春の選抜優勝目差して日々練習している。
練習メニューは由紀夫が指示して監督に任せている。
わがチームは守備に重点を置いている。そのわけはピッチャーが優れているチームは守備が弱い。だからピッチャーが連投で疲れてくると打たれるので守備が弱いとエラーが多くなる。
一度は退団した東を引き戻して、試合形式のバッティング練習と守備練習を行っている。
由紀夫は練習には参加せずいつも帰宅部である。

由紀夫に足りないもの。それは容姿と背丈。そのバロメーターを上げるために毎日牛乳を飲み、髪の毛を櫛で梳かす。
櫛で梳かすだけで容姿上昇するのか不安だったがワルオが言うにはそれでいいらしい。

この国の特徴として女の子の陰毛のことでいろいろと特徴があるらしい。
極秘データーらしいので知ってる者は極僅かであるらしい。

剛毛は美少女度Dランク
普通は美少女度Cランク
薄いは美少女度Bランク
極薄は美少女度Aランク
無毛は美少女度Sランク
とされているらしい。

そういえば由紀夫が見てきたこの学園の11人はS~BまでだったC、Ⅾ、はなかった。
Sランクは今のところ美樹原愛ただ一人。
(詩織はもしかしたらSランクかな? 見晴もSランクかもしれないな)
見晴はどんなパンツを履いてるんだろう? あそこはどんなんだろう?

「いかんいかん妄想してたら起ってきた」
この妄想見晴に知れたら『ヘンタイッ!!』といわれてここまで築き上げてきた見晴との仲もジエンドになってしまうだろう。

由紀夫は校門で待ってると、見晴が駆け足でやってきた。
「ごめーん待った?」
「いやいや大丈夫待ってないよ、みいちゃん」
由紀夫は見晴のことをみいちゃんと呼ぶ。
それくらい仲良くなってはいるがまだキスもしていない。
年が明けて一月も中半デートも何度かしてはいるが由紀夫の性格で強引に押し倒すとかゆうようなレイプのような行為は絶対にしない。  和姦でなければというこだわりがある。

「じゃあ一緒に帰ろうか」
「一緒に帰って友達とかに噂されると恥ずかしいし」

「エッ!!」
「あははは、これ誰かさんが誰かさんに言った名言ですよ~」
「そうなんだ、ひどい言い方するもんだなあ性格悪いよな」
「あ~そんなこと言っていいのかな、誰が言ったセリフか知ったらきっとビックリするよ」
「誰なんだ?」
「ひみつ」
「ケチ」


そのような話をしながら由紀夫は見晴の一メートルほど前を見晴のほうを向いて話をする。
まだ勃起が治まらないので見晴にそれを知られたら大変なことになってしまうかも。

一月も中半は年中で一番寒い頃突然木枯らしが吹いて見晴の制服のスカートが舞い上がる。

「キャ~」
見晴は慌てて手でスカートを押さえる。
「おぉぉ~」
惜しいところで見晴のパンチラを拝めなかった。あと数センチ舞い上がっていたら・・・

「見たでしょ」見晴は怖い顔して由紀夫に言う。
「イ、イヤ見ていない、というか惜しくも見えなかった」
「エッチッ!!」
「そんなぁ」

でも見晴は本気で怒ってはいなかったので安心した。
第三者が二人を見たら仲のいいカップルに見えただろう。

見晴は由紀夫の隣に来て一緒に並んだ。

由紀夫のいかにも残念そうな顔がかわいいと思った。だから見晴は意を決して、
「ねえ見たい?」
「ももちろん見たいけどみいちゃんが嫌なら我慢する」
「男の子だもんねその気持ちわかる気がする、で、やっぱり見たいのはパンチラ?」
「あゝうん、でもむりだよなあ」

二人は並んで堤防の道を歩いている。

「ねえ、あそこで休んでいかない?」

「うん休んでいこうか、」


見晴が指さすところは河川敷でそこは小さな公園になっていて、芝生が植えられていて、その中に木でできたベンチもある。

二人は階段を下りてベンチに並んで座る。

「ねえ、私のパンチラ見たいってどうして?」
「男というもの誰だってみいちゃんのようなかわいい女の子のパンチラ見たいと思うよ、思わないやつは男じゃない。」

見晴は顔を赤くして俯いてしまった。

「・・・・・・・・・」

そして。

「藤崎さんのみたことあるの?」
偶然見えたことはあるがそれは言わないでおこう。
「いやないよ」
「ふう~ん、そうなんだ…ね見たいのはパンチラだけ?」

「そりゃ男だからもっと見たいよ他も」
「もっとって具体的に」
「おっぱいとかあそこ」

「きゃぁ~エッチエッチスケベ、ど変態」

見晴は由紀夫を両手で突き飛ばす。
由紀夫も不意を突かれたのでベンチから芝生の上に倒れる。

「いてて!!」
「あああああああ!ごめんなさいどうしよう」

見晴は由紀夫のところにしゃがんで、心配そうにした。

「大丈夫、大丈夫・・・オッおおおお、見えた~」

見晴がしゃがんでくれたおかげでスカートの中身が見えてしまった。

「イヤ~ン見ちゃダメ」

慌てて立ち上がった。由紀夫も立ち上がる。

「ごめんごめんでもこれは不可抗力だ」
「そうよねゆるしてあげる、でも恥ずかしいです」

また木のベンチに腰掛けてから。

「ねぇ、もっと他のところも見たい?」
「許されるものならすべて見たい」
「いいよあなたが見たいなら全部見せてあげる」
「エッほんと、見たい見たい、今直ぐ見たい」
「いいけど条件があるのよね、今度の期末試験藤崎さんに勝ちたい、一点でもいいから勝ちたい。だから私に勉強教えてほしいの、もし勝てたらその時は見せてあげる、それまではおあずけよ」
「うんわかった、じゃあ早速これから行こうみいちゃんの家に」
「やったぁ~」

こうしてこれからほとんど毎日特訓の日々であった。



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